大谷翔平の12K、抜群のキレ表す“証拠データ”にOB絶賛「このスライダー見たことない」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、敵地アストロズ戦に「1番・投手兼DH」で先発出場。投げては6回1安打無失点、自己最多タイ12奪三振の好投を披露し、今季初勝利をあげた。米地元局では大谷が奪三振を記録した12球に注目。うち11球がボール球だったにもかかわらず、打者が振ってしまう切れ味の鋭さに球団OBも「歴史残る投球だ」と舌を巻いていた。
アストロズ戦で自己最多タイ12奪三振
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、敵地アストロズ戦に「1番・投手兼DH」で先発出場。投げては6回1安打無失点、自己最多タイ12奪三振の好投を披露し、今季初勝利をあげた。米地元局では大谷が奪三振を記録した12球に注目。うち11球がボール球だったにもかかわらず、打者が振ってしまう切れ味の鋭さに球団OBも「歴史残る投球だ」と舌を巻いていた。
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三振の山を築いた。大谷は初回からエンジン全開。低めに鋭く速く落ちるスプリット、大きく曲がるスライダーなどに、打者のバットは次々と空を切った。3回から4回にかけてはアストロズ打線から6者連続奪三振を記録。12奪三振のうち、ストライクゾーンに入っていたのはスプリット1球のみ。低めにボールを集めつつ、内外に散らして相手に的を絞らせなかった。
米カリフォルニア州地元局「バリースポーツ・ウェスト」公式ツイッターは、12球全ての投球チャートを動画で公開。キレの良さを表す“証拠”に、この試合の解説を務めた球団OBの元投手マーク・グビザ氏は「何というパフォーマンスでしょう」と脱帽。「こんなスライダーは見たことないよ」「これまでの記録で、タフな登板の後は素晴らしい投球をすると分かっていたけど、これは歴史に残る投球でしたね」と称賛した。
大谷は6回途中までパーフェクトに封じる快投で今季初勝利。打っても4打数2安打2打点1四球と活躍し、チームの6-0の勝利に貢献した。
(THE ANSWER編集部)