大谷翔平に敵将ベイカー監督も脱帽「みんな彼のスライダーの威力に気付いていない」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、敵地アストロズ戦に「1番・投手兼DH」で先発出場。投げては6回1安打無失点、自己最多タイ12奪三振の好投を披露し、今季初勝利をあげた。6回途中までパーフェクトに封じられたアストロズ監督も「スライダーが凄い仕事をした」「無安打で終わらず良かった」と脱帽している。
6回途中までパーフェクト投球、今季初勝利
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、敵地アストロズ戦に「1番・投手兼DH」で先発出場。投げては6回1安打無失点、自己最多タイ12奪三振の好投を披露し、今季初勝利をあげた。6回途中までパーフェクトに封じられたアストロズ監督も「スライダーが凄い仕事をした」「無安打で終わらず良かった」と脱帽している。
強敵アストロズ打線のバットが次々に空を切った。大谷は初回から奪三振ショーを展開。低めに鋭く速く落ちるスプリット、大きく曲がるスライダーなどが面白いように決まり、3回から4回にかけては6者連続奪三振を記録。6回1死からカストロに中前打を打たれるまでパーフェクト投球を続け、今季初勝利を手にした。
打っても初回にタイムリー二塁打で2打点、6回の第2打席ではバント安打を記録するなど4打数2安打2打点1四球。投打にわたる大暴れには、アストロズの名将ダスティ・ベイカー監督も脱帽していたようだ。
テキサス州地元局「KRIV」のスポーツディレクター、マーク・バーマン氏は、ツイッターに会見動画を公開。ベイカー監督は「彼は素晴らしい投球をした。スライダーが凄い仕事をしたね。彼が速球とスライダー、スプリットを持っているのは知っているけどね。彼はスライダーをマスターしている。今年初めのほうに言ったように、みんな彼のスライダーの本当の威力に気づいていない。何人の打者がスライダーを振らされたことか」と、特に大谷のスライダーに脅威を感じていた様子だった。
またバーマン氏は別の投稿で、ベイカー監督が「ノーヒットで終わらなくてよかったよ」と語っていたことも伝えている。
(THE ANSWER編集部)