ダルビッシュが投じた928回転/分の変化球 米注目「現地で見たい投手」「エグいね」
米大リーグ・パドレスのダルビッシュ有投手は17日(日本時間18日)、本拠地ブレーブス戦に先発登板し、7回途中4安打1失点と好投。今季初勝利を手にした。多彩な変化球も織り交ぜ8奪三振。米国の投球分析家が注目した一球が、928回転/分のボール。左打者の外角にやや逃げるように沈み、「通常の変化と比べるとどうなのか気になる」「魔法だ」と米ファンの興味もそそっていた。
ブレーブス戦で今季初勝利
米大リーグ・パドレスのダルビッシュ有投手は17日(日本時間18日)、本拠地ブレーブス戦に先発登板し、7回途中4安打1失点と好投。今季初勝利を手にした。多彩な変化球も織り交ぜ8奪三振。米国の投球分析家が注目した一球が、928回転/分のボール。左打者の外角にやや逃げるように沈み、「通常の変化と比べるとどうなのか気になる」「魔法だ」と米ファンの興味もそそっていた。
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左打者の外角に、逃げながら落ちた。ダルビッシュが左打者オジー・アルビーズに投じたのはスプリットだ。スロー再生ということもあり、縫い目でボールの回転もしっかり分かる。タイミングが合わなかったアルビーズは、体が前に出されるようにして空振り。球速は89マイル(約143キロ)だったが、回転数の少ない変化球だった。
この投球を紹介したのは「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる米投球分析家ロブ・フリードマン氏。「ユウ・ダルビッシュ、エグい89マイルのスプリット。928回転/分」と実際の映像とともにツイッターに記した。
興味を持った様子の米ファンからは「エグいね」「間違いなく現地で見たい投手だ!」「信じられないよ」「通常の変化と比べるとどうなのか気になる」「彼は日本で高速フォークを投げてたよ」「魔法だ」などと書き込まれていた。
ダルビッシュは今季初登板だった8日のダイヤモンドバックス戦で6回無安打無失点だったが、リリーフが打たれて勝ち星はつかず。前回13日のジャイアンツ戦は2回途中8安打9失点だった。今季初勝利で、メジャー通算80勝を達成している。
(THE ANSWER編集部)