4回転4本で圧巻の世界Jr.制覇 フィギュア米17歳に衝撃「えぐい」「時代きちゃった」
フィギュアスケート世界ジュニア選手権は16日(日本時間17日)、エストニア・タリンで男子フリー(FS)が行われ、イリア・マリニン(米国)が187.12点を記録。合計276.11点でいずれもジュニアの世界最高得点を叩き出して優勝した。圧巻の演技は「マリニンの時代きちゃった…」「クールなスケート」などとファンに衝撃を与えている。
世界ジュニア選手権で世界最高得点連発
フィギュアスケート世界ジュニア選手権は16日(日本時間17日)、エストニア・タリンで男子フリー(FS)が行われ、イリア・マリニン(米国)が187.12点を記録。合計276.11点でいずれもジュニアの世界最高得点を叩き出して優勝した。圧巻の演技は「マリニンの時代きちゃった…」「クールなスケート」などとファンに衝撃を与えている。
圧倒的だった。冒頭の4回転ルッツを着氷したマリニンは、4回転トウループ、3回転アクセル、4回転サルコーにも難なく成功。演技後半の4回転トウループ―オイラー―3回転サルコーの連続ジャンプも決め、4本すべての4回転ジャンプを成功させた。国際スケート連盟公式インスタグラムはFSの演技映像を公開。文面には「『4回転ゴッド』が衝撃を与えた!」などと記した。
海外ファンからは「クールなスケートね」「彼の幸せそうな姿が嬉しい!」などと反響が寄せられたほか、日本人ファンからも「マリニンえぐいw」「マリニンの時代きちゃった…」と衝撃を受けた様子のコメントが書き込まれていた。マリニンは14日のショートプログラムでも88.99点でジュニアの世界最高得点を記録。最終的に合計では2位のミハイル・シャイドロフ(カザフスタン)に41.8点差をつけた。
インスタグラムではユーザーネーム「quadg0d(4回転の神)」に恥じない練習映像を公開するなど、将来が期待される17歳マリニン。1月に行われた全米選手権で、チェンに次ぐ2位に入り一躍注目を浴びた。国際舞台の実績が少ないこともあり、北京五輪代表の座は惜しくも逃したものの、3月の世界選手権SPでは100.16点を記録する鮮烈デビュー(総合9位)を果たした。
(THE ANSWER編集部)