[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

21歳西村優菜、5勝目王手の単独首位 「ため息」が好プレーの鍵「嫌な物を吐き出す」

女子ゴルフの国内ツアー・KKT杯バンテリンレディスは16日、熊本空港CC(6499ヤード、パー72)で第2日が行われた。2位で出た21歳の西村優菜(スターツ)は4バーディー、1ボギーの69で回り、通算8アンダーで単独首位に浮上。7か月ぶりのツアー通算5勝目に王手をかけた。23歳の植竹希望(サーフビバレッジ)が1打差の2位。

通算8アンダーで単独首位に浮上した西村優菜【写真:Getty Images】
通算8アンダーで単独首位に浮上した西村優菜【写真:Getty Images】

KKT杯バンテリンレディス第2日

 女子ゴルフの国内ツアー・KKT杯バンテリンレディスは16日、熊本空港CC(6499ヤード、パー72)で第2日が行われた。2位で出た21歳の西村優菜(スターツ)は4バーディー、1ボギーの69で回り、通算8アンダーで単独首位に浮上。7か月ぶりのツアー通算5勝目に王手をかけた。23歳の植竹希望(サーフビバレッジ)が1打差の2位。

 西村は11番パー5で残り100ヤードからの第3打を3メートルにつけてバーディー。163ヤードの13番パー3は2メートルにつけて伸ばした。15番はピンまで7ヤードほど残したグリーン横のラフからパターでねじ込んでバーディー。17番パー4は残り120ヤードからピッチングウェッジで左奥6メートルに乗せ、バーディーパットを沈めた。

「前半はちょっと苦しい時間が長くて、なかなかバーディーも獲れなかったけど、とにかく60台にしたいと思っていた。できてよかったです。(パットは)後半は上手く調整できた」

 昨年9月に2連勝するなど、ルーキーシーズンの2020-21年は4勝。今季は開幕から3位、7位、2位と好スタートを切った。今週の難コースには「ショットの調子はいいですが、集中力が必要なコース」と頭を使う。しかし、キャディーとゴルフ以外の話でリラックスするほか、ため息でメンタルコントロールをしているという。

「ため息はつきます(笑)。嫌なものを吐き出していると思ってやっています。3回はつきましたね。切り替えのスイッチ。『次、次』と思えているのかなと。そういうのも大事」

 明るく笑いながら明かした。古江彩佳らと同じ2001年度生まれのプラチナ世代と呼ばれる学年。「優勝したい気持ちはもちろんある。最終日なので苦しい時間が来ると思うけど、気楽にプレーしたい。ティーショットがタイトなコース。集中して打てるようにしたい」と活躍を誓った。

(THE ANSWER編集部)


W-ANS ACADEMY

W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA Jleague
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集