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大谷翔平、大物シーガーも手が出る高速スプリットに米スカウト「打つのが難しい理由」

米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は14日(日本時間15日)、敵地レンジャーズ戦に「1番・投手兼DH」で今季2度目の投打同時出場。初回にピンチを招くも、相手の3番コーリー・シーガー内野手を得意のスプリットで空振り三振に仕留めるなど、無失点で終えた。MLBの元スカウトも「オオタニを打つのが難しい理由」と注目していた。

レンジャーズ戦に出場しているエンゼルスの大谷翔平【写真:AP】
レンジャーズ戦に出場しているエンゼルスの大谷翔平【写真:AP】

初回ピンチ凌ぐも…2回に満塁弾浴びる

 米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は14日(日本時間15日)、敵地レンジャーズ戦に「1番・投手兼DH」で今季2度目の投打同時出場。初回にピンチを招くも、相手の3番コーリー・シーガー内野手を得意のスプリットで空振り三振に仕留めるなど、無失点で終えた。MLBの元スカウトも「オオタニを打つのが難しい理由」と注目していた。

 得意のスプリットで大物を仕留めた。初回、味方のエラーと自身の暴投で1死三塁のピンチを迎える。打席にはドジャースから移籍してきたシーガーだ。カウント1-2と追い込むと、最後は外角90マイル(約144.8キロ)のスプリット。最後は完全に外角低めのボールゾーンだったが、シーガーも思わず手が出て空振り三振となった。

 直後に元アストロズとマリナーズのスカウトで米誌「フォーブス」などに寄稿するバーニー・プレスコフ氏は自身のツイッターを更新。「99マイルの速球と88-89マイルのスプリット。これがオオタニを打つのが難しい理由。持ち球的に肘と腕が心配だが、今のところ…彼は素晴らしい」と記した。

 米カリフォルニア州地元局「バリースポーツ・ウェスト」公式ツイッターは実際の映像を公開し「彼の技を見せつけ、初回ですでに2奪三振」と脚光。「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる米投球分析家ロブ・フリードマン氏も「ショウヘイ・オオタニのえげつない90マイルのスプリット」と記し、「彼はこれ本当に上手いよね」「シーガーを手玉に取った」などと米ファンのコメントが書き込まれていた。

 初回のピンチを脱した大谷だったが、2回1死からハイムに右越えの満塁弾を浴び、2-4と逆転を許してしまった。

(THE ANSWER編集部)

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