不動裕理、古閑美保、上田桃子ら輩出の熊本が146勝でぶっちぎり 優勝者なしは10県【女子ゴルフ都道府県別勝利数ランキング】
まだ優勝者が出ていないのは10県、宮里藍ら輩出の沖縄は…
2位タイの埼玉県は樋口久子が1人で69勝。優勝経験者の数で比較すると、79勝で2位タイの愛知県、69勝で5位の東京都がいずれも計17人で最多となっている。
75勝で4位の宮崎県は、大迫たつ子(45勝)、大山志保(18勝)の元賞金女王2人で63勝。他の九州勢では、9位鹿児島県が49勝で、23勝を横峯さくらがマークしている。
宮里藍、諸見里しのぶらを輩出した沖縄県は40勝で12位。宮里が15勝、諸見里が9勝している。昨季終了時点では、沖縄県は千葉県と並んで11位だったが、今季、西郷真央が3勝したことで千葉県が43勝で単独11位となった。
まだ優勝者が出ていないのは、秋田、宮城、長野、石川、三重、奈良、和歌山、島根、高知、佐賀の10県。ただ、富士フイルム・スタジオアリス女子オープン第2日では、佐賀県出身の権藤可恋が首位に3打差の5位につけ、本人も「地元で応援する人やジュニアのためにも頑張りたい」と話していた。活躍するプロがいれば、地元ジュニアたちはその背中を追っていく。10年後、これらの数値、割合にどんな変化が見られるだろうか。
(THE ANSWER編集部・柳田 通斉 / Michinari Yanagida)