大谷翔平も天を仰いだ三振判定に米ファン反応さまざま「良い判定」「私は議論したい」
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、本拠地アストロズ戦に「1番・指名打者」で先発出場。メジャーを代表する通算226勝右腕ジャスティン・バーランダー投手に対し、3打席連続三振を喫するなど、4打数無安打だった。第2、3打席は際どい内角球を見送ったが、三振の判定に。この2つの三振を巡って、米国ではさまざまな声が上がっている。
バーランダーから3打席連続三振、うち2つは際どい判定に
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、本拠地アストロズ戦に「1番・指名打者」で先発出場。メジャーを代表する通算226勝右腕ジャスティン・バーランダー投手に対し、3打席連続三振を喫するなど、4打数無安打だった。第2、3打席は際どい内角球を見送ったが、三振の判定に。この2つの三振を巡って、米国ではさまざまな声が上がっている。
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大谷も思わず天を仰いだ。3回2死の第2打席、大谷はカウント1-2から内角低めのスライダーを見送ったが、判定はストライク。苦笑いを浮かべ、手を横に振った。さらに5回1死二、三塁の第3打席もフルカウントから内角直球を見送るも見逃し三振の判定。確かに際どいコースではあるが、納得がいかない本拠地のファンからはブーイングが沸き起こった。
この2打席をクローズアップしたのが、米地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」のエンゼルス番のジェフ・フレッチャー記者だ。自身のツイッターに投球チャート図を掲載。第2打席については「ショウヘイ・オオタニが嫌がった3つ目のストライク」とし、投球がストライクゾーンをギリギリかすめていることを伝えた。米ファンからは「残念ながらいいボールだし、良い判定だった」「振らずにはいられないほどのいい球」とバーランダーと判定を支持する声が上がった。
しかし、第3打席について、フレッチャー記者は「オオタニ。このゾーン内であればストライク。これ以上なくギリギリだ。取るにはあまりにも際どく、そして議論するにもあまりにも際どい」と微妙な判定であると強調。ただし、米ファンからはやはりバーランダーの投球を称える一方で「私は議論したいけどな」「素晴らしい球。1球目はボールだったとしても」「2球目はボールだよ」と不満の声も上がっていた。
バーランダーは2020年にトミー・ジョン手術を受け、2年ぶりの登板だったが、5回1失点と好投。味方の援護がなく敗戦投手になったものの、150キロ超えの直球と精密なコントロールを発揮した。大谷の手が出ないほどのピッチングは圧巻だった。
(THE ANSWER編集部)