双子の姉・岩井明愛が7位浮上 自宅から30分の地元コースでV争い「チャンス掴みたい」
国内女子ゴルフツアーの富士フイルム・スタジオアリス女子オープン第2日が9日、埼玉・石坂GCで行われた。地元・埼玉県出身で双子の姉・岩井明愛(Honda)が、4バーディー、2ボギーの70で通算4アンダー。首位で通算8アンダーの鈴木愛から4打差の7位につけた。鍛え上げたフィジカルでスケール大きなゴルフをする19歳。ジュニア時代から慣れ親しんだコースで、最終日に勝負をかける。妹の岩井千怜(Honda)は通算3オーバーで予選落ちだった。
富士フイルム・スタジオアリス女子オープン
国内女子ゴルフツアーの富士フイルム・スタジオアリス女子オープン第2日が9日、埼玉・石坂GCで行われた。地元・埼玉県出身で双子の姉・岩井明愛(Honda)が、4バーディー、2ボギーの70で通算4アンダー。首位で通算8アンダーの鈴木愛から4打差の7位につけた。鍛え上げたフィジカルでスケール大きなゴルフをする19歳。ジュニア時代から慣れ親しんだコースで、最終日に勝負をかける。妹の岩井千怜(Honda)は通算3オーバーで予選落ちだった。
9番パー4(400ヤード)。明愛は第1打を約270ヤード地点まで飛ばし、高弾道のアイアンショットで2オンした。ピンに寄せることはできなかったが、そのパワーと攻め方はスケールの大きさを感じさせ、観客を何度もうならせた。そして、首位と4打差。アマ時代から優勝争いを経験してきたが、昨年6月のプロテスト合格後は初めて上位で最終日を迎えることになった。
「せっかくこの位置なので、自分に集中してプレーしたいです。そして、いつもより応援に来てくれる方も多いので、楽しませられるようなプレーがしたいです」
今週はコースから車で30分の自宅から通っている。週明けの4日、主催者推薦選考会に千怜らと並んでトップ通過。翌日以降も会場入りし、調整を重ねた。ジュニア時代からよく知るコースだが、「いつ来ても難しい」。その分、繊細かつ大胆にプレーはできている。
オフも厳しい寒さの中、地元でトレーニングを重ねてきた。自宅では設置した器具で懸垂を繰り返した。そんな体力自慢の明愛は言った。「チャンスは自分で掴みたい」。地元の声援も受けながら、機を見て攻めていく。
(THE ANSWER編集部)