松山英樹のショット前 生理現象を“我慢”したファンに米称賛「この人を評価したい」
米男子ゴルフの今季メジャー初戦・マスターズ(米ジョージア州・オーガスタ・ナショナルGC、7510ヤード、パー72)は2日目が9日に行われ、連覇を目指す松山英樹(LEXUS)は4バーディー、1ボギーの69で回り、通算3アンダー。首位と5打差の2位に浮上した。12番では、松山のショット前にパトロンが“我慢”した瞬間に米記者が注目。「この人を評価したい」と称えている。
マスターズで2位浮上の松山、12番での出来事とは
米男子ゴルフの今季メジャー初戦・マスターズ(米ジョージア州・オーガスタ・ナショナルGC、7510ヤード、パー72)は2日目が9日に行われ、連覇を目指す松山英樹(LEXUS)は4バーディー、1ボギーの69で回り、通算3アンダー。首位と5打差の2位に浮上した。12番では、松山のショット前にパトロンが“我慢”した瞬間に米記者が注目。「この人を評価したい」と称えている。
19位から出たこの日、松山は2、3番で連続バーディーを奪うなど前半で2つスコアを伸ばす。迎えた後半12番の第1打。グリーンに僅かに届かないショットとなったが、この場面に注目したのは米専門メディア「ザ・ゴルファーズ・ジャーナル」に寄稿経験のあるジェイ・リグトン記者だった。
ツイッターに実際の映像を公開し「ヒデキのスイングが終わるまで咳を我慢していたこの人を評価したい」と文面で紹介した。松山がスイングした後、一人のパトロンが咳き込んでいる。ボールが着弾してからも「ゲホゲホ!」と止まらなかった。
米メディア「バーストゥール・スポーツ」も、記事で「この観客は称賛に値する」「文字通り“メンタルタフネス”である」と紹介。ツイッター上の米ファンからも「ファンのメンタルの強さ」「約束を守るとはこのこと」とコメントが寄せられていた。松山はこのホールはパー。スコアを崩すことなく、予選通過した。
(THE ANSWER編集部)