鈴木誠也の強心臓デビューに「超感動した」 開幕投手務めた同僚エース右腕が称賛
米大リーグのカブス・鈴木誠也外野手が7日(日本時間8日)、本拠地で行われたブルワーズとの開幕戦に「6番・右翼」でスタメン出場。メジャー初安打を含む2打数1安打1得点をマークした。開幕投手を務めたエース右腕のカイル・ヘンドリックスは、日本人ルーキーのデビュー戦について称賛している。
カイル・ヘンドリックス「非常に落ち着いていた」「良いスイングしていた」
米大リーグのカブス・鈴木誠也外野手が7日(日本時間8日)、本拠地で行われたブルワーズとの開幕戦に「6番・右翼」でスタメン出場。メジャー初安打を含む2打数1安打1得点をマークした。開幕投手を務めたエース右腕のカイル・ヘンドリックスは、日本人ルーキーのデビュー戦について称賛している。
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メモリアルの瞬間は5回に生まれた。この回先頭で迎えた第2打席、鈴木は昨季のサイ・ヤング右腕バーンズのスライダーをうまくバットに乗せた。最後は左手一本で振り抜いた打球は狭い三遊間を抜け、レフト前へ。その意味を知る本拠地のファンからは大喝采が降り注ぎ、特別な空気に包まれた。この試合は2四球で3打席連続出塁を記録し、勝利に貢献。堂々のデビューを飾った。
その活躍に目を見張ったのが、開幕投手のヘンドリックス。地元放送局「NBCスポーツ・シカゴ」によると、6回途中1失点と好投した右腕は「彼が実際にどう思っていたかは知らないが、彼は非常に落ち着いていた」「素晴らしいアプローチ、そして四球で繋げるなどできていた。良い投球に対して、良いスイングができていた」と強心臓ぶりを称賛。「打席での彼の振る舞いやアプローチに対して、私は超感動した」とまで話したという。
カブスのロス監督によると、勝利した瞬間が最もベンチ内が盛り上がったが、その次は初安打の場面だったという。さらに、ヘンドリックスは「素晴らしかった」「彼がベンチに戻ってきたとき、みんなが興奮していた。全員が彼を祝福し、ハグをしていたんだよ」「彼は満面の笑みだったし、最高の瞬間だっただろう。私も忘れない出来事になる。彼もそうだろう」などとその場面の様子を明かしたという。
早速チームの信頼を勝ち取った様子の鈴木。メジャーの第一歩を踏み出した。
(THE ANSWER編集部)