北京五輪で自己ベストを叩き出した20歳に脚光

　フィギュアスケートは3月に行われた世界選手権を終え、今季終了となった。米国の名物記者は「今季最も好きなショートプログラム（SP）のひとつ」を紹介。北京五輪での韓国男子選手の演技に脚光を浴びせた。海外ファンからは「シビれる演技が見られて幸せ」「最高の4回転サルコー」などと称賛が寄せられている。

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　世界フィギュアでは宇野昌磨、坂本花織と日本勢が男女シングルで優勝。北京五輪でも盛り上がった今季が終わった。現地で取材した米国の名物フィギュア記者ジャッキー・ウォン氏は、自身のツイッターに「今季最も好きなショートプログラムのひとつ」と記し、北京五輪に出場した韓国の20歳チャ・ジュンファンのSP映像を公開した。

　上下黒の衣装でリンクに上がったチャ・ジュンファンは、冒頭の4回転サルコーに着氷。壮大な曲目の中でジャンプを全て揃え、フィニッシュ後は軽くガッツポーズ。優雅な舞いを終え、キス・アンド・クライでブライアン・オーサーコーチらと確認した得点は、100点の大台に迫る自己ベスト99.51点だった。

　信じられない様子で喜んだチャ・ジュンファン。海外ファンからは「ジュンファンのスピンね」「同感です」「フィギュア界最高の4回転サルコウだ」「来季が超楽しみ」「こんなにシビれる演技が見られて幸せ」「男子最高のショートだよ」などとコメントが集まっていた。この演技でチャ・ジュンファンはSP4位に。韓国男子史上初のSPトップ5入りを果たし、総合でも5位に入った。