サッカーW杯予選でセネガル観客に非難殺到 おびただしい数のレーザー照射「酷すぎ」
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)アフリカ最終予選で、エジプト代表選手に対する観客からの妨害が物議を醸している。実際のシーンを見た海外ファンからは「これはひどい」「馬鹿げている」と観客を非難している。
アフリカ最終予選のPKシーンが物議
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)アフリカ最終予選で、エジプト代表選手に対する観客からの妨害が物議を醸している。実際のシーンを見た海外ファンからは「これはひどい」「馬鹿げている」と観客を非難している。
問題のシーンが生まれたのは、現地時間29日に行われたセネガル―エジプト戦。ホーム&アウェーの直接対決2戦を終え、合計スコア1-1で並び、PK戦決着となった。エジプトのスター選手、モハメド・サラーが1人目のキッカーとなった場面。セネガルのサポーターからは、おびただしい数のレーザーポインターが向けられた。
顔全体が緑になってしまいそうなほど照射されており、ピッチを見てもその数の異常さが伝わってくる。英1部プレミアリーグの名門リバプールでプレーするサラーだが、シュートを枠外へ外して失敗。セネガルは3-1でPK戦を制した。
米紙「USAトゥデー」のスポーツ専門サイト「フォー・ザ・ウィン」は「PKは外した前、モハメド・サラーは多くのレーザーポインターを受けていた」との見出しで記事を掲載。この場面について「多くの緑色のレーザーが顔に向けられていたのである。サラーはPKを外したのだが、その理由は簡単に理解できる」と指摘した。
元米国代表で、現在は米スポーツ専門局「FOXスポーツ」の解説者を務めるスチュアート・ホールデン氏がツイッターに公開した動画は350万回を超えて再生され、海外ファンからは「これはひどい」「馬鹿げている」「恥ずかしい」「リスペクトがない」「酷すぎる」「なんだこれ?」「ショッキングだ」などと批判の声が続出している。
セネガルは2大会連続3度目のワールドカップ出場を決めたが「USAトゥデー」は、レーザー照射の責任は主催者側にあり、セネガルチームが罰を受ける可能性もあるとしている。
(THE ANSWER編集部)