帰ってきたワリエワ、世界フィギュア裏で歓喜爆発のフィニッシュに母国涙「驚異的だ」
フィギュアスケートのロシア国内大会「チャンネルワン杯」が、母国のウクライナ侵攻によりロシア勢の出場が禁止された世界選手権の裏で行われた。15歳カミラ・ワリエワは173.88点で2位。ドーピング騒動に揺れた北京五輪後では初となる実戦に母国ファンからは「五輪でもそれが見たかった」と歓喜の声が上がっている。
ロシア国内大会で“復活”
フィギュアスケートのロシア国内大会「チャンネルワン杯」が、母国のウクライナ侵攻によりロシア勢の出場が禁止された世界選手権の裏で行われた。15歳カミラ・ワリエワは173.88点で2位。ドーピング騒動に揺れた北京五輪後では初となる実戦に母国ファンからは「五輪でもそれが見たかった」と歓喜の声が上がっている。
笑顔が帰ってきた。「シェルバコワ」と「コンドラチュク」の2チームが団体戦形式で行われた大会。ワリエワはフリーで、冒頭の4回転トウループに成功するなど全7本のジャンプを跳び、「ボレロ」を演じきった。176.12点を記録したアンナ・シェルバコワには及ばなかったものの、演技後には歓喜を爆発させるように力強いガッツポーズを見せ、笑顔を浮かべた。
ドーピング疑惑に揺れ、涙の4位に終わった北京五輪からは一変。ロシアメディア「sports.ru」フィギュア版公式インスタグラムはガッツポーズの映像を公開。母国ファンからは「やりきった。彼女が帰ってきた!」「泣いているのは私だけ?」「驚異的な女の子」「魅了された」「信じられない」「最高の女の子」「オリンピックでもそれが見たかった」と反響が寄せられていた。
ロシアのウクライナ侵攻が続く中、国際スケート連盟は世界選手権などからロシアとベラルーシの選手を除外。選手たちは独自の国内大会に参加した。
(THE ANSWER編集部)