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15歳ワリエワ、涙の北京五輪とは一変 国内大会で派手にガッツポーズ「とても幸せ」

フィギュアスケートのロシア国内大会「チャンネルワン杯」が、母国のウクライナ侵攻によりロシア勢の出場が禁止された世界選手権の裏で行われた。「シェルバコワ」と「コンドラチュク」の2チームが団体戦形式で対戦。27日の女子フリーでは北京五輪金メダリストのアンナ・シェルバコワが176.12点を記録。15歳カミラ・ワリエワは173.88点で2位だった。ワリエワはドーピング騒動に揺れた北京五輪後では初となる実戦について「とても幸せ」などと母国メディアに語っている。

カミラ・ワリエワ【写真:Getty Images】
カミラ・ワリエワ【写真:Getty Images】

ロシア国内大会「チャンネルワン杯」で1か月ぶり実戦

 フィギュアスケートのロシア国内大会「チャンネルワン杯」が、母国のウクライナ侵攻によりロシア勢の出場が禁止された世界選手権の裏で行われた。「シェルバコワ」と「コンドラチュク」の2チームが団体戦形式で対戦。27日の女子フリーでは北京五輪金メダリストのアンナ・シェルバコワが176.12点を記録。15歳カミラ・ワリエワは173.88点で2位だった。ワリエワはドーピング騒動に揺れた北京五輪後では初となる実戦について「とても幸せ」などと母国メディアに語っている。

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 涙の北京五輪とは全く違うフィニッシュだった。フリーでワリエワはシェルバコワには及ばず2位だったものの、冒頭の4回転トウループに成功するなど全7本のジャンプを跳び、「ボレロ」を完遂。フィニッシュ後は笑顔と共に、大きくガッツポーズを見せた。転倒が相次ぎ、納得行かない表情を浮かべた五輪での姿とは一変していた。

 大会を終えたワリエワのコメントを伝えたのは、ロシアメディア「championat.com」。ドーピング疑惑の最中、メダルを逃した1か月前の五輪から初めての実戦について「私はリンクにいてとても幸せです。とにかくチャンネルワン杯が行われて幸せです」と喜びを口にしている。

 ザギトワ、メドベージェワら人気選手も姿を見せた大会は大盛況だった模様。ワリエワは「満員の会場、これは凄すぎます。本当にありがとうございます、疲れているとき、これはとてもエネルギーで満たし、助けてくれます。ロシアフィギュアスケート連盟、チャンネルワンにありがとうと言いたいです」と語ったという。

(THE ANSWER編集部)

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