海外テニスで話題のラケット機能を覆したショット 奇才キリオスも「これはクレイジー」
海外テニスで熱戦が繰り広げられているマイアミオープン。27日(日本時間28日)に行われた男子シングルス3回戦ではアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)が放ったトリックショットが話題を呼んでいたが、これを海外メディアも報じ、他の選手も反応している。
ブブリクのトリックショットに
海外テニスで熱戦が繰り広げられているマイアミオープン。27日(日本時間28日)に行われた男子シングルス3回戦ではアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)が放ったトリックショットが話題を呼んでいたが、これを海外メディアも報じ、他の選手も反応している。
まるでラケットの機能を無視しているかのようだった。キャスパー・ルード(ノルウェー)戦、第2セット第5ゲームだった。ブブリクのサービスゲームで山なりのチャンスボールがやってきた。ネット際でバウンドさせると、何を思ったのかブブリクはラケットを上下クルリ。なんと、ラケットのグリップで押し当てるように返球したのだ。これはルードに拾われたが、直後にスマッシュを決めてポイントを奪取。会場を沸かせ、どうだと言わんばかりの笑みを浮かべた。
ATP公式中継サイト「テニスTV」公式ツイッターが「こんなの見たことある?」と動画を紹介し、話題を呼んでいたが、英紙「エクスプレス」も報道。「奇妙なショットを試みた」「トリックショットで観客を沸かせた」など、試合には敗れたものの、ファンを魅了したことを伝えた。
さらに、トリックショットの名手で知られる奇才ニック・キリオス(オーストラリア)もSNSの動画に反応し、「これはクレイジーだ」とツイートしたことを伝えた。奇想天外な発想で一躍、ブブリクがスポットライトを浴びていた。
(THE ANSWER編集部)