宇野昌磨、気遣いに溢れた行動が話題 5位選手を助け「世界王者の振る舞いだ」の声
フィギュアスケートの世界選手権男子フリー(FS)が26日、フランス・モンペリエで行われ、男子ショートプログラム(SP)首位の宇野昌磨(トヨタ自動車)が202.85点、合計312.48点で初優勝を飾った。会見前にはまさかの行動に。「最高にピュアで良い人」と話題を集めた。
宇野昌磨が取った行動とは
フィギュアスケートの世界選手権男子フリー(FS)が26日、フランス・モンペリエで行われ、男子ショートプログラム(SP)首位の宇野昌磨(トヨタ自動車)が202.85点、合計312.48点で初優勝を飾った。会見前にはまさかの行動に。「最高にピュアで良い人」と話題を集めた。
世界の頂点を極めても変わらない。FS会見でのワンシーン。登壇前に宇野はなぜか椅子を運んだ。FS3位に入ったカムデン・プルキネン(米国)の座る場所がなかったらしい。海外記者たちは一斉にカメラを向けた。
国際スケート連盟公式YouTubeが公開した動画には、宇野がせっせと椅子を運ぶシーンも。カムデンはSPとの合計得点は5位だった。現地で取材する米名物記者のジャッキー・ウォン氏は「カムデンの座る3脚目の椅子がなかった。すると、ショウマが動いて彼に別の椅子を持ってきてくれた」とツイートした。“雑用”を買って出た世界王者に対し、海外ファンからは称賛や悶絶した様子の声が上がった。
「なんて可愛らしい行動なの!!」
「あぅぅぅぅぅぅ」
「これぞ、私たちがシーズン最終戦に望んでいた親切だよね」
「ショウマは最高にピュアで良い人だよね。大好き」
「品がある」
「素敵なショウマ。世界王者の振る舞いだね」
「思いやりのある人はどこにいても思いやりを見せる。リンクの中だけじゃなくね」
「日本のフィギュアと日本の習わしは私たちの競技をよりいいものにしてくれる」
宇野はSP、フリーともに自己ベスト。日本男子の優勝は、2017年の羽生結弦以来5年ぶり3人目(4度目)だった。女子は坂本花織(シスメックス)が初優勝し、日本男女アベック優勝は羽生、浅田真央の14年以来8年ぶりの快挙だった。
(THE ANSWER編集部)