初V宇野昌磨、圧巻312.48点に海外メディア絶賛「アメージングな世界王者に脱帽」
フィギュアスケートの世界選手権男子フリーが26日、フランス・モンペリエで行われ、男子ショートプログラム(SP)首位の宇野昌磨(トヨタ自動車)が202.85点、合計312.48点で初優勝を飾った。SP、フリーともに自己ベスト。日本男子の優勝は、2017年の羽生結弦以来5年ぶり3人目(4度目)。海外メディアは「私たちの心臓は止まってた」と称えた。
宇野昌磨の初Vに海外称賛
フィギュアスケートの世界選手権男子フリーが26日、フランス・モンペリエで行われ、男子ショートプログラム(SP)首位の宇野昌磨(トヨタ自動車)が202.85点、合計312.48点で初優勝を飾った。SP、フリーともに自己ベスト。日本男子の優勝は、2017年の羽生結弦以来5年ぶり3人目(4度目)。海外メディアは「私たちの心臓は止まってた」と称えた。
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宇野がやってのけた。「ボレロ」を熱演。後半のトウループは着氷が乱れたが、5本中4本の4回転をそろえてみせた。キス・アンド・クライではステファン・ランビエル・コーチから熱烈なハグ。世界選手権、グランプリ(GP)ファイナルはともに2度の2位で「シルバーコレクター」と称されたこともあったが、ついに世界の頂点に立った。
情熱を込めた演技に、海外メディアも熱くなった。米名物記者のジャッキー・ウォン氏はツイッターで「私が見た中でショウマ・ウノ史上最高の4回転ループ」と絶賛。ルーマニアのフロレンティナ・トーン記者が展開するスケート専門メディア「インサイド・スケーティング」ツイッターは、2つの投稿に称賛を込めた。
「最後のカンチレバー(クリムキンイーグル)まで、観客はショウマのステップ一つ一つとともに呼吸をし、生きていた。もしかしたら、私たちの心臓はここそこで止まっていたかもしれない―それほどまでに力強いプログラムだった―そして今、私たちは一緒に勝利を感じている。#ShomaUno is a #WorldChampion.」
「12年前のトリノで、五輪銅メダリストから世界選手権王者となった選手が誰か分かりますか? そう、#DaisukeTakahashiです。そして今回は#ShomaUnoです。このアメージングな世界王者に脱帽です」
鍵山優真(オリエンタルバイオ・星槎)が2位。女子は坂本花織(シスメックス)が初優勝し、日本男女アベック優勝は羽生、浅田真央の14年以来8年ぶりの快挙だった。
(THE ANSWER編集部)