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宮原知子、現役引退を発表 24歳誕生日に報告「悔いなくやりきった」 今後はプロスケーターに

フィギュアスケートの平昌五輪女子シングル代表・宮原知子が26日、現役引退を発表した。自身のインスタグラムと公式ブログを更新。この日24歳の誕生日を迎え、「この度、現役を引退することを決断いたしました」と明かした。

宮原知子【写真:Getty Images】
宮原知子【写真:Getty Images】

宮原知子が引退

 フィギュアスケートの平昌五輪女子シングル代表・宮原知子が26日、現役引退を発表した。自身のインスタグラムと公式ブログを更新。この日24歳の誕生日を迎え、「この度、現役を引退することを決断いたしました」と明かした。

 宮原は1998年3月26日、京都生まれ。2015年世界選手権で2位に入った。グランプリ(GP)ファイナルは15、16年に2季連続2位。16年は四大陸選手権で優勝を果たした。全日本選手権は17年までに4連覇し、18年平昌五輪は4位。昨年12月の全日本選手権は5位にとどまり、北京五輪は出場できなかった。

 151センチの小さな体ながら、ミスの少ない演技や表現力などにも定評があり、ファンに愛されたスケーターだった。インスタグラムには、スケート靴とともに「Thank you」などと記したメッセージカードの画像を公開。公式ブログでは英語と日本語で想いをつづった。日本語全文は以下の通り。

 ◇ ◇ ◇

「皆さま、こんにちは

早くも3月が終わりに近づいてまいりました。暖かくなり、新しい季節の始まりを感じます。

そして. . .

本日は、私の24歳の誕生日です!

このような日に、私から皆様へご報告したいことがあります。

この度、現役を引退することを決断いたしました。

唐突なご報告で申し訳ございません。いつが良いか思案した結果、自分の誕生日にしよう!と思い、本日となりました。

今シーズン、スケート人生で1番、自分と向き合い、毎日を大切に過ごしてまいりました。これまで以上に、もうこれ以上はできないと納得いくまで練習し、試合に臨んだシーズンでした。私の中で悔いはなく、やりきったという気持ちでいっぱいです。

今後の夢は沢山ありますが、まずはプロスケーターとして自分のスケートを極め、新境地を開いていけるよう、これまでの経験を活かして頑張っていきたいと思っております。詳細につきましては4月1日にメディア公表をいたします際にお話しさせていただきます。

最後になりますが、スケート人生を通してサポートしてくださったコーチの方々、家族、友達、スケート連盟の方々、スポンサーの方々、ファンの皆さま、関係するすべての方々に感謝申し上げます。

本当に本当に本当にありがとうございました。

一言では伝えきれない気持ちでいっぱいです。この気持ちを少しでも自分のスケートで恩返しという形でお伝えできますよう、精進いたします。

新しい幕を切り開いた、新しい宮原知子を今後ともどうぞよろしくお願い致します」

(THE ANSWER編集部)

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