世界フィギュアで痛ましいアクシデント 女子選手が脳震とうで棄権「しばらく動けず」
フィギュアスケートの世界選手権がフランス・モンペリエで行われている。ペアのフリーでは、転倒した女子選手が動けなくなり、棄権するアクシデントも。脳震とうであったと伝えられ、海外メディアは「氷上を去る際には涙を浮かべていた」と報道している。
ペアフリーで米国組にまさかのアクシデント
フィギュアスケートの世界選手権がフランス・モンペリエで行われている。ペアのフリーでは、転倒した女子選手が動けなくなり、棄権するアクシデントも。脳震とうであったと伝えられ、海外メディアは「氷上を去る際には涙を浮かべていた」と報道している。
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24日のペアフリー。SP2位で迎えたアシュリー・ケイン、ティモシー・ルデュク組(米国)にまさかのアクシデントが生じた。ケインがジャンプで着氷に失敗。起き上がろうとしたが、体を強く打ち付けていたためか演技を再開できなかった。パートナーのルデュクも心配そうに近寄る。客席からはエールの拍手が送られ、ケインは担架で運ばれた。
この出来事を、AP通信は「ケインの顎が氷に激しくぶつかったように見えた」「彼女はしばらく動けなくなったが、最終的には自力で立った。ケインはストレッチャーで運ばれ、両親でありコーチに連れられて氷上を去る際には涙を浮かべていた」と伝えた。
また米放送局「バリースポーツ」のマギー・ヘンドリックス記者は「アシュリー・ケインは脳震とうだった。大会からの棄権を発表した」とツイッターで報じた。SPでは75・85点を記録し、首位と1.03点差だった2人。無念の瞬間には「これは恐ろしい」などと海外ファンからコメントも寄せられていた。
(THE ANSWER編集部)