清宮は5戦連続安打、東、田嶋はローテ定着、中村奨、安田は? …開幕1か月ドラ1診断
清宮は鮮烈デビュー、田嶋はルーキートップの4勝
【パ・リーグ】
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〇西武・斉藤大将投手(ファーム)6試合3敗1セーブ、防御率5.51
明大から入団。即戦力としてローテ入りの期待がかけられていたが、オープン戦で失点が続き開幕は2軍。26日のDeNA戦では救援登板し、2イニングで5失点と乱調だった。
〇日本ハム・清宮幸太郎内野手(1軍)5試合17打数5安打0本塁打0打点、打率.294
早実から入団。ファームで4本塁打11打点と持ち前のパワーを発揮し、2日に楽天戦(札幌D)でデビュー。いきなり二塁打を放つなど、怪物ぶりを発揮。以降5試合連続で安打を放っている。長打はまだ1本だけだが、本塁打の期待もかかってくる。
〇ソフトバンク・吉住晴斗投手(3軍)
鶴岡東から入団。外れ外れ外れ1位でのサプライズ指名だった。素材は確かで今は3軍で実戦経験を積んでいるところ。ライバルも多いが、育成力のあるソフトバンクで、じっくりと鍛えられているところだろう。
〇ロッテ・安田尚憲内野手(ファーム)34試合121打数32安打2本塁打18打点、打率.264
履正社から入団。キャンプ中の練習試合で早速4番に座るなど井口監督の期待も非常に大きい。開幕1軍こそ逃したが、恵まれた体を誇る将来の主軸候補はすでにファームでその力を証明しつつある。
〇オリックス・田嶋大樹投手(1軍)5試合4勝1敗、防御率4.08
JR東日本から社会人NO1サウスポーとして入団。6日のソフトバンク戦(ヤフオクD)では6回2失点の力投で、ルーキーでは最多の4勝目。まずは期待に応えている。躍動感のあるフォームから投げ込む直球はプロでも大きな武器に。1年間ローテを守ることができれば、2ケタ勝利も夢ではなさそうだ。
〇楽天・近藤弘樹投手(ファーム)6試合2勝3敗、防御率5.61
岡山商大から入団。186センチから投げ下ろす本格派右腕だが、開幕は2軍スタート。やや制球に苦しんでいる印象だ。早くも自力Vが消滅し、借金16と大きく負け越すチーム状況だけに、救世主としての期待は大きいが……。
東や鈴木博、田嶋ら即戦力の触れ込み通り、すでに1軍の戦力になっている選手も多い。また清宮を筆頭に安田や村上ら、高卒ながら、早くも頭角を現しつつあるルーキーも。まだシーズンは始まったばかり。今後、どんな活躍を見せてくれるのか、期待は高まるばかりだ。
(THE ANSWER編集部)