エテリ氏から11歳で去ったロシア天才少女が告白「いつも何かを恐れていた、叱られると」
フィギュアスケートで13歳にして4回転ジャンプを決めるロシアの有望株ヴェロニカ・ジリナが母国メディアのインタビューに応じ、かつて師事したエテリ・トゥトベリーゼ氏と現在のエフゲニー・プルシェンコ氏の指導について明かしている。
プルシェンコ氏に師事する13歳の逸材ヴェロニカ・ジリナ
フィギュアスケートで13歳にして4回転ジャンプを決めるロシアの有望株ヴェロニカ・ジリナが母国メディア「matchtv.ru」のインタビューに応じ、かつて師事したエテリ・トゥトベリーゼ氏と現在のエフゲニー・プルシェンコ氏の指導について明かしている。
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ジリナは11歳までに4回転ジャンプを習得し、ロシアで次代を担うと期待されていた天才少女。しかし、2020年春に指導を受けていた名伯楽トゥトベリーゼ氏のもとを去り、当時は母国のフィギュア界で騒がれた。現在はプルシェンコ氏のもとでトレーニングを積んでいるが、かつての練習環境との違いについて今回のインタビューで触れている。
「ここ(プルシェンコ氏のアカデミー)では、それほど強くナーバスになっていませんでした。とにかく、すでに他のコーチたちと練習の経験がありました。シンプルに、できることをやるように努めていました。ここでは練習のやり方が違います」と言い、挙げたのは怪我をした時のアプローチの例だった。
「もし、どこか痛くて何か怪我があると、少し負荷を除いて痛くないことをやります。『フルスタリヌイ(トゥトベリーゼ氏の拠点とする練習場)』ではより厳しいです。もし痛くても、とにかくジャンプしなければなりません。結局、怪我が酷くなりました。今はより家庭的な雰囲気です。最初はそれをすぐには感じられず、音楽を聴きながらジャンプがうまくいかないことを心配していましたが、今は滑り込んで心配していません」