大谷翔平の二刀流は「ハードル上げすぎ」 “第二のオオタニ”を目指した同僚らが嘆き
米大リーグは4月7日(日本時間8日)に開幕する。昨季ア・リーグMVPの大谷翔平投手(エンゼルス)は今季も躍動を見せてくれそうだ。しかし、大谷の活躍により二刀流のハードルがあまりに高くなってしまったのではないかと心配する声が同僚から上がっている。
LAタイムズ紙が特集、自身も二刀流のローレンゼン&かつて目指したウォルシュが見解
米大リーグは4月7日(日本時間8日)に開幕する。昨季ア・リーグMVPの大谷翔平投手(エンゼルス)は今季も躍動を見せてくれそうだ。しかし、大谷の活躍により二刀流のハードルがあまりに高くなってしまったのではないかと心配する声が同僚から上がっている。
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昨季打っては46本塁打、投げては9勝と大車輪の活躍で多くのヤングファンの心を掴んだ大谷。しかし、米紙「ロサンゼルスタイムズ」は「ショウヘイ・オオタニは将来の二刀流選手のハードルを上げた? エンゼルスの選手たちが危惧」と見出しを打って記事を掲載している。今季からエンゼルスに加入したマイケル・ローレンゼンのコメントを紹介した。
「確かに子どもたちは(二刀流に)挑戦したいでしょう。でもオオタニが設定した二刀流のハードルが高すぎる」
ローレンゼンは昨季までレッズでプレー。通算で147登板ながら、打率.233、7本塁打、24打点を記録するなど、もう一人の二刀流選手として知られていた選手だ。「ショウヘイのような活躍をしなければ意味がないという考えも存在するが、私はそうは思わない」と続け、可能性を求めて挑戦することの意義を説くことも忘れなかった。
一方、同紙は同僚ウォルシュが「(二刀流挑戦は)問題ないだろうと思っていた。しかし、彼を見て『あぁ、俺はやめておこう』となったんだ」と過去に語ったコメントも掲載。自身も2019年に5試合に登板していた28歳は「彼はハードルを高く上げ過ぎた。健康ならば誰でも打って投げれる選手になれる。だけど防御率3.00で50本塁打の選手なんか本当は絶対あり得ないんだ」と話したという。
球界に革命を起こした背番号17。その活躍により、挑戦に尻込みする選手がいることも事実のようだ。
(THE ANSWER編集部)