開幕3連続V争いの堀琴音 JLPGA公式サイト「163センチ53キロ」に隠された進化
国内女子ゴルフツアー今季第3戦・Tポイント×ENEOS第2日が19日、鹿児島高牧CC(6419ヤード、パー72)で行われた。初日は悪天候の影響で午後6時21分に日没サスペンデッド。ホールアウトできなかった選手が第1ラウンド(R)の残りホールを消化し、その後、全選手が第2Rを実施。36ホールを終えて、堀琴音(ダイセル)が通算7アンダーで単独首位に立った。15番から第1R残り4ホールで1つスコアを伸ばし、第2Rは5バーディー、1ボギーの68で回った。今季開幕から3戦連続で優勝争いを演じる26歳が、勢いのままツアー2勝目を狙う。
国内女子ツアー第3戦・Tポイント×ENEOS
国内女子ゴルフツアー今季第3戦・Tポイント×ENEOS第2日が19日、鹿児島高牧CC(6419ヤード、パー72)で行われた。初日は悪天候の影響で午後6時21分に日没サスペンデッド。ホールアウトできなかった選手が第1ラウンド(R)の残りホールを消化し、その後、全選手が第2Rを実施。36ホールを終えて、堀琴音(ダイセル)が通算7アンダーで単独首位に立った。15番から第1R残り4ホールで1つスコアを伸ばし、第2Rは5バーディー、1ボギーの68で回った。今季開幕から3戦連続で優勝争いを演じる26歳が、勢いのままツアー2勝目を狙う。
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最大瞬間秒速13.4メートルの強風下でも、堀のプレーは安定していた。昨年、約3年に及ぶスランプから抜け出す要因となったパワーフェードから放つボールは、さらに力強くなって風を切り裂いた。
「すごい風が吹いて大変でしたが、1ボギーで抑えられたことは良かったです。ショットはいい感じです」
4位で最終日を迎えたダイキンオーキッドレディスは13位に終わったが、3位から出た先週の明治安田生命レディスは最後まで粘って1打差2位で終了。そして、今大会は単独首位で残り18ホールを迎える。
「リードしてはいますが、追い上げる気持ちで頑張れたらいいなと思います。先週は『あの1打が、この1打が』と思って悔しさはありましたが、ノーボギーで回れたので自信にもなりました」
手に入れた「球の重さ」は、オフの間に重ねたトレーニングにもあるといい、現在はJLPGA公式サイトに記載されている「163センチ 53キロ」から、「165センチ 56キロ」に変化しているという。
「新人時代の数値のままが残っていますが、当時は51キロしかありませんでした。去年の終わりからは1キロプラスですが、今はそれをしっかりキープできています」
心身ともに強くなった堀が、自信を持って初優勝を飾った昨年7月のニッポンハムレディスクラシック以来2勝目を狙いにいく。
(THE ANSWER編集部)