イチロー、大谷翔平との対決は幻に 米メディア「全日本人ファンの夢は実現ならず」
米大リーグのマリナーズは3日(日本時間4日)、イチロー外野手が球団特別補佐に就任すると発表。今季残りの試合に出場しないことが決まった。メジャー通算3089安打を放った44歳の一大ニュースは大反響を呼んでいるが、米メディアは期待されていたエンゼルス・大谷翔平投手との対決について「全ての日本人ファンが抱いた夢は、実現には至らなかった」と注目している。
大谷が今週末のマリナーズ戦に登板予定も対決は幻に…
米大リーグのマリナーズは3日(日本時間4日)、イチロー外野手が球団特別補佐に就任すると発表。今季残りの試合に出場しないことが決まった。メジャー通算3089安打を放った44歳の一大ニュースは大反響を呼んでいるが、米メディアは期待されていたエンゼルス・大谷翔平投手との対決について「全ての日本人ファンが抱いた夢は、実現には至らなかった」と注目している。
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「イチロー・スズキの新たな仕事は、ショウヘイ・オオタニとのマッチアップという希望をなきものにした」と特集したのは、米地元紙「オレンジ・カウンティ・レジスター」電子版だ。
記事では「全ての日本人ファンが抱いた夢は、実現には至らなかった」と言及。大谷は4日(同5日)からのマリナーズ戦で登板が予定されていたが、イチローが球団特別補佐の就任を受け入れたことで、大谷VSイチローの対決が幻になったとしている。
メジャー1年目の大谷はすでに2勝を挙げ、最速101マイル(約163キロ)を記録した直球と「悪魔的」と評されるスプリットで強打者をなで斬ってきた。そんな23歳の怪物が、メジャー通算3089安打を誇る44歳のレジェンドと日本人対決する。日本のファンにとって、まさに夢のようなシーンとなったはずだが、実現しなかった。