ウシクら大ファンのロシア兵 ウクライナ侵攻を後悔「大好きな彼らが武器を持ってる」
ロシアによるウクライナ侵攻を受け、ボクシングの世界ヘビー級3団体統一王者であるオレクサンドル・ウシク、元ライト級3団体王者のワシル・ロマチェンコが母国ウクライナの防衛のために武器を取り、話題を呼んでいる。そんな中、ウクライナ侵攻時に捕虜にされたロシア兵が英雄王者から侵攻の真実を聞かされ、「この国に侵攻したことを恥じている」と後悔しているという。英ラジオ局「トークスポーツ」が報じている。
ウクライナ国内の報道を英メディアで紹介
ロシアによるウクライナ侵攻を受け、ボクシングの世界ヘビー級3団体統一王者であるオレクサンドル・ウシク、元ライト級3団体王者のワシル・ロマチェンコが母国ウクライナの防衛のために武器を取り、話題を呼んでいる。そんな中、ウクライナ侵攻時に捕虜にされたロシア兵が英雄王者から侵攻の真実を聞かされ、「この国に侵攻したことを恥じている」と後悔しているという。英ラジオ局「トークスポーツ」が報じている。
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ウシク、ロマチェンコ、現キエフ市長のビタリ・クリチコ氏とウラジミール氏の元世界ヘビー級王者兄弟というボクシング界の英雄が母国防衛のために戦う状況となっているウクライナ。
トークスポーツでは、ウクライナメディア「unian.ua」が報じたロシア軍兵士の告白を紹介。「捕虜となったロシア兵はファシストからこの国を解放するために派遣されたことを認めた。しかし、それが事実でないことにすぐに気付いた」と報じている。
このロシア軍兵士は戦地で憧れの存在に出会い、今回の侵攻の事実を知ったという。
「この地域に足を踏み入れると、プロボクサーたち、大好きなボクサーが話しているのを見たんだ。家ではいつもウシクとロマチェンコの試合を見るのが大好き。彼らは私のお気に入りなんだ。この人たちが武器を持っている。私たちはこの国に君たちを呼んでいないと言っている。私はこの国に来たことを恥ずかしく思った」
母国のために武器を取った英雄の姿で、侵攻の真実に気づいたとロシア兵は告白していたという。
(THE ANSWER編集部)