チェン、五輪Vで好感度&知名度が爆上がり 米国内の調査結果「最も数字高めた選手」
北京五輪フィギュアスケート男子シングルで金メダルを獲得したネイサン・チェンは、母国で知名度と好感度が急上昇した。米データ会社「モーニング・コンサルト」は米国の成人にアンケートを実施。最も“爆上がり”した選手と公表した。
米成人を対象にした調査をデータ会社発表
北京五輪フィギュアスケート男子シングルで金メダルを獲得したネイサン・チェンは、母国で知名度と好感度が急上昇した。米データ会社「モーニング・コンサルト」は米国の成人にアンケートを実施。最も“爆上がり”した選手と公表した。
モーニング・コンサルトは「米国代表選手の中でネイサン・チェンが最大の知名度上昇率を獲得した」と調査結果の記事を掲載。北京五輪前後による各選手の知名度と好感度の推移に触れた。チェンの大会前の知名度は27%だったのに対し、大会後は40%に。好感度は15%から25%に上昇したという。
記事では、知名度の伸び率はスノーボード・ハーフパイプ女子で連覇した韓国系米国人のクロエ・キムも同等だったと説明。キムの好感度はチェンに次ぐ22%だった。同社は22歳のチェンについて「全選手の中で最も知名度と好感度を高めた選手となった」「米国成人の4人に1人がチェンを好きだということだ」と強調。こう続けた。
「北京大会前は米国内で特定のビッグネームの選手はいなかった。大会前の調査で知名度が半数以上を超えているのはスノーボードのショーン・ホワイトのみだった。そしてホワイトは大会後に引退している」
スノーボード・ハーフパイプ男子で過去3度の金メダルを獲得し、今大会は4位だったショーン・ホワイトは大会後も知名度63%、好感度42%だったという。
(THE ANSWER編集部)