「オオタニを凌ぐ、それはパンダ!」 ジ軍人気野手の投手デビューにファンも歓喜
米大リーグで野手登録のチーム屈指の人気者が、初登板を果たし話題を集めている。ジャイアンツのパブロ・サンドバル内野手が28日(日本時間29日)の本拠地ドジャース戦の9回のマウンドに上がり、見事三者凡退に仕留めた。投手デビューしたシーンをMLB公式ツイッターが公開。“パンダ”の快投に現地ファンは「最高のピッチングに外見は関係ない」などと沸いている。
ジャイアンツのサンドバルが大敗の展開で登板、見事三者凡退に抑える
米大リーグで野手登録のチーム屈指の人気者が、初登板を果たし話題を集めている。ジャイアンツのパブロ・サンドバル内野手が28日(日本時間29日)の本拠地ドジャース戦の9回のマウンドに上がり、見事三者凡退に仕留めた。投手デビューしたシーンをMLB公式ツイッターが公開。“パンダ”の快投に現地ファンは「最高のピッチングに外見は関係ない」などと沸いている。
6-15と大量リードを許した9回、ジャイアンツのマウンドに上がったのは“カンフー・パンダ”の愛称で親しまれるサンドバルだった。この日はダブルヘッダーだったため、第2試合へ向けて投手を温存する必要があった。苦肉の策だったが、本拠地「AT&Tパーク」は大いに沸いた。
だが実際の投球で、さらにヒートアップさせた。ややぽっちゃりとした体形からダイナミックにボールを投げ込んだ。先頭打者のマンシーを2球で二ゴロ。続くグランダルはカーブも交えるなど、投球術も披露。最後は最速88マイル(約142キロ)の直球で三ゴロに仕留めた。
そして3人目に対戦したのは、この日本塁打を含む3安打のリードオフマン・テイラー。チェンジアップで初球ストライクの後、2球目は外角の低めに見事に制球されたカーブで、テイラーのバットに空を切らせたのだ。4球目で遊ゴロを打たせ、見事三者凡退で切り抜けたサンドバル。“パンダ”の意外な才能に、ジ軍ファンは大歓声を送っていた。