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北京五輪逃したトゥクタミシェワ、今明かす正直な心境「3人が五輪に行ったのは正しい」

北京五輪は20日に閉幕。フィギュアスケートの女子シングルでは金メダルにアンナ・シェルバコワ、銀メダルにアレクサンドラ・トルソワのROC(ロシア・オリンピック委員会)勢が輝いた。代表争いも激しかったロシアにおいて、惜しくも五輪出場を逃した25歳エリザベータ・トゥクタミシェワは、北京五輪が終わった今の心境を語っている。ロシアメディア「cosmo.ru」が伝えている。

五輪出場を逃していたエリザベータ・トゥクタミシェワ【写真:Getty Images】
五輪出場を逃していたエリザベータ・トゥクタミシェワ【写真:Getty Images】

北京五輪代表の有力候補だったトゥクタミシェワ「悔しさはない」

 北京五輪は20日に閉幕。フィギュアスケートの女子シングルでは金メダルにアンナ・シェルバコワ、銀メダルにアレクサンドラ・トルソワのROC(ロシア・オリンピック委員会)勢が輝いた。代表争いも激しかったロシアにおいて、惜しくも五輪出場を逃した25歳エリザベータ・トゥクタミシェワは、北京五輪が終わった今の心境を語っている。ロシアメディア「cosmo.ru」が伝えている。

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 トゥクタミシェワはベテランとされる年齢になっても3回転アクセルを跳ぶなど、確かな技術で北京五輪代表の有力候補となっていた。しかし、昨年末の国内選手権で7位となったことなどによって代表入りはならず。一方、最後の1枠を勝ち取ったシェルバコワは五輪金メダルを獲得した。

「cosmo.ru」のインタビューで、トゥクタミシェワは五輪を見て浮かんだ感情を尋ねられ、「悔しさはありませんでした。どのように我々(ROC)のスケーターたちが滑るかという、純粋なスポーツの興味だけが存在しました。その上、五輪に行かないのは今回が初めてではありません。すでに経験でこの感覚を知っています」と語っている。

 2014年のグランプリ(GP)ファイナル、15年の世界選手権などで優勝しているトゥクタミシェワだが、五輪には縁がない。今回はシェルバコワ、トルソワ、ワリエワと10代の3人が代表となったが「私は代表に正当に入りませんでした。女子シングルの競争はとても激しいです。4回転ジャンプを跳び、良いプログラムを持つ少女たちが五輪に行ったのは論理的に正しくて、彼女たちはとても立派に演技をしました」と3人を称えていた。

 さらに「我々の国を代表したその3人は本当に今、一番強いです。五輪を見る時、ネガティブな感情は一切ありませんでした」と五輪を前向きに見ていたとも明かしている。

(THE ANSWER編集部)


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