錦織は「ミーナ・バガンテ」になる 世界で見直され始めた「本物のスター」の価値
男子テニスのモンテカルロ・マスターズで準優勝を飾った錦織圭(日清食品)。元世界ランク4位のトップ選手として世界に復活をアピールしたことで海外メディアの注目が高まり、日本のエースの価値は見直され始めているようだ。欧州メディアが「ケイ・ニシコリとは?」と題し、大特集を組んでいる。
モンテカルロの復活劇で再び高まる注目…伊メディア大特集「ケイ・ニシコリとは?」
男子テニスのモンテカルロ・マスターズで準優勝を飾った錦織圭(日清食品)。元世界ランク4位のトップ選手として世界に復活をアピールしたことで海外メディアの注目が高まり、日本のエースの価値は見直され始めているようだ。欧州メディアが「ケイ・ニシコリとは?」と題し、大特集を組んでいる。
「ケイ・ニシコリとは?」と題し、大特集を組んだのはイタリア紙ガゼッタ・デロ・スポルトが運営するスポーツサイト「ガッザネット」だ。
「成績の面からもテクニカルな面からも、日本史上最高のテニスプレーヤーである」
記事では、称賛の言葉とともに錦織を紹介。右手首の故障から復帰後は精彩を欠く試合もあったが、モンテカルロで復調し、躍進したことを伝えている。故障中に世界ランクを落としていたが「それでも、ケイは価値ある才能を持つ本物のスターだと言える」と評し、さらに日本におけるスターぶりを紹介している。
「ニシコリはアメリカ在住だが、日本にも時々戻る。2016年、東京でのトーナメントではなんと9000人の人々がケイを観るためにやって来たのだ! こうした人気は何も偶然ではない。ニシコリは常に全ての要素で日本のトップ選手として知られているのだ」
特集では「今となっては微笑ましいケイのキャリア初期を見てみよう」と錦織の競技人生まで遡って振り返っている。