錦織、「土でオー・ケイ」 106分激闘に勝利、「極限状態の一進一退制した」とATP称賛
男子テニスのモンテカルロ・マスターズは19日、シングルス3回戦を行い、世界ランク36位の錦織圭(日清食品)が、同62位のアンドレアス・セッピ(イタリア)を6-0、2-6、6-3で下し、ベスト8進出を決めた。勝利の瞬間をATP公式中継サイト「テニスTV」のツイッターが動画で公開。ATP公式サイトは「極限状態の一進一退を制した」と称賛している。
錦織は苦しみながらもセッピを破り、今大会初の8強進出
男子テニスのモンテカルロ・マスターズは19日、シングルス3回戦を行い、世界ランク36位の錦織圭(日清食品)が、同62位のアンドレアス・セッピ(イタリア)を6-0、2-6、6-3で下し、ベスト8進出を決めた。勝利の瞬間をATP公式中継サイト「テニスTV」のツイッターが動画で公開。ATP公式サイトは「極限状態の一進一退を制した」と称賛している。
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フルセットの激闘。最後は粘りで上回った。第3セットの第9ゲーム、マッチポイントの局面は、長い手を生かしてしぶとく拾ってくるセッピとのストローク合戦。ラリーの応酬から最後は、セッピのショットがわずかにアウトとなり、錦織が8強進出を決めた。
106分間の戦いに勝利した錦織は、ほっとした表情の笑顔。観客からはスタンディングオベーションで称えられる中で天を仰ぎ、会心のガッツポーズを繰り出した。
「ニシコリが極限状態の一進一退を制した。彼は、コートに唖然とさせる静寂を与えた。ニシコリは先手を取ったものの、徐々にセッピが攻勢に出始めた。しかし、元世界4位は、チャンスを逃さなかった」