悲運の投手は絶叫、ファンは絶句「Wow…」「oof」

　これで二塁走者が生還。悪送球を見て二塁を蹴った一塁走者ロハスも一気に三塁もパスして一気に本塁へ。外野がようやく追いつき、懸命に送球。しかし、ボールが内野に到達する頃、スピードを緩めながらロハスは本塁を駆け抜けた。まさかの事態に騒然とするスタジアム。予期せぬ形で生還を果たした3人は順々にベンチへ帰り、ハイタッチで迎えられた。

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　本来なら2-2の同点止まりのはずが、一気に2-4と逆転された投手のクールは信じたくないといった表情で首を左右に振りながらマウンドに戻ったが、よほど悔しかったのか最後はクールになれずに絶叫。感情を爆発させていた。

「Cut4」は「今までに3ラン犠飛を見たことがある？ それが今だ」とユーモアを交え、動画付きで紹介。すると、ブルージェイスの公式アカウントが「どうやったら見た記憶を消すことができるんだい？」と反応し、これに「Cut4」は「すまない、ブルージェイズ。バッドボーイたちの記憶から消す方法はないようだ」と返信していた。

　映像を目の当たりにしたファンも「Wow…」「oof」とコメントするなど、絶句したようだった。犠飛といえば、2ラン犠飛は稀に見られることはあるが、相手のミスによるものとはいえ、3人の走者が一掃されてしまうのは珍しい。

　このまま試合はパイレーツが2-7で逆転負け。まさかの“3ラン犠飛”の引き金になってしまった捕手のディアスにとっては、なんともバツの悪い敗戦になってしまったことだろう。