フィギュア女子、ロシアの止まらない若手台頭 14歳逸材を母国メディアがこぞって報道
フィギュアスケートのロシアジュニア選手権は22日まで行われ、女子シングルでは14歳のソフィア・アカチエワが2連覇した。2026年冬季五輪のメダル候補は、2位に大差で優勝したが「滑りにはあまり満足していません」と大器の片りんを見せた。ロシアメディアはこぞって報道している。
14歳アカチエワにロシアメディアが注目
フィギュアスケートのロシアジュニア選手権は22日まで行われ、女子シングルでは14歳のソフィア・アカチエワが2連覇した。2026年冬季五輪のメダル候補は、2位に大差で優勝したが「滑りにはあまり満足していません」と大器の片りんを見せた。ロシアメディアはこぞって報道している。
ロシアフィギュアスケート連盟公式サイトはアカチエワの演技について記事を掲載。「試合の滑走をトリプルアクセルから始め、単発の4回転トウループ、4回転サルコウ・3回転トウループの連続ジャンプを跳んだ。唯一のミスはプログラム後半で4回転トウループを跳ぶ予定が2回転トウループになったことだ。残りのすべてのエレメンツを彼女はやってのけ、2位に約24点差をつけ首位の座を維持した」と伝えた。
ロシアメディア「sport24.ru」は、大会優勝後のアカチエワのコメントを紹介。「これは私にとってとても重要でナーバスになる大会でした。そして再びそこで勝てて私は幸せです。大会に向けて準備し、とても骨を折ってくれ、完璧さへの厳しさと欲求を見せ、常に成長させてくれ、信じ支えてくれたトゥトベリーゼチームに感謝するのを決してやめません」と語っている。
ロシアの名コーチであるエテリ・トゥトベリーゼ氏らチームに感謝。同氏は15歳カミラ・ワリエワら北京五輪代表入りした3選手を輩出。早くも次の逸材が注目を集めている。
同メディアによると、自身のインスタグラムにも「すべてが思惑通りに行ったわけではありませんでした、この先、私が初めて出場するジュニアの世界選手権へ向け、とても多くのやらなければならないことと準備があります。私にとってそこで自分の国と我々のチームを代表するのはとても大きな幸せです!」と喜びを示したという。