高橋大輔&村元哉中、四大陸の「和」テイストに海外脚光「今季最も興味深いRDの一つ」
フィギュアスケートの四大陸選手権は20日、エストニア・タリンでアイスダンスのリズムダンス(RD)が行われ、村元哉中、高橋大輔組(関大KFSC)が72.43点で2位となった。海外メディアは演技について「今季最も興味深いリズムダンスのプログラムのひとつ」などと脚光を浴びせている。
四大陸選手権で2位発進「立派な72.43点」
フィギュアスケートの四大陸選手権は20日、エストニア・タリンでアイスダンスのリズムダンス(RD)が行われ、村元哉中、高橋大輔組(関大KFSC)が72.43点で2位となった。海外メディアは演技について「今季最も興味深いリズムダンスのプログラムのひとつ」などと脚光を浴びせている。
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“かなだい”カップルは、「和」テイストのプログラム「ソーラン節&琴」を演技。序盤で息が合わずミスが出たものの、力強いリフトを決めるなど立て直した。海外専門メディア「ゴールデンスケート」公式ツイッターはリフトの映像を公開し、文面で「出だしで躓いたものの立派な72.43点でリズムダンス終了後2位に」と評価した。
ルーマニアのフロレンティナ・トーン記者が展開するスケート専門メディア「インサイド・スケーティング」公式ツイッターは「とても緊張感あるスタートだったけど、彼らは上手くリカバーし、今季最も興味深いRDのプログラムの一つであることを証明した」と称賛した。
高橋にとっては、シングル時代の2008年と11年に優勝するなど計4個のメダルを獲得している今大会。一度現役を引退したが18年に復帰。20年からアイスダンスに転向した。米専門誌「IFSマガジン」公式ツイッターは「ダイスケ・タカハシが最後に出た四大陸選手権が9年前だなんて信じ難い」と改めて驚きを示していた。
村元・高橋組は今季、グランプリシリーズ第4戦のNHK杯ではRDで70.74点、フリーダンス(FD)で108.76点、合計179.50点を獲得。その全てで、国際スケート連盟公認における日本歴代最高得点を記録したが、昨年12月の全日本選手権は2位となり、北京五輪出場権獲得はならなかった。FDは21日(日本時間22日)に行われる。
(THE ANSWER編集部)