羽生結弦のソチ五輪金を見た ロシア18歳が初五輪「子供の頃からハニュウが好きです」
北京五輪の開幕が目前に迫る中、ロシアはフィギュアスケートの代表選手を発表。男子シングルではマルク・コンドラチュクが選出された。18歳の新星は、母国メディアに五輪連覇王者・羽生結弦(ANA)への憧れを語っている。
18歳コンドラチュク、チェンと羽生へ憧れ語る
北京五輪の開幕が目前に迫る中、ロシアはフィギュアスケートの代表選手を発表。男子シングルではマルク・コンドラチュクが初選出された。18歳の新星は、母国メディアに五輪連覇王者・羽生結弦(ANA)への憧れを語っている。
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2020年のロシア選手権で3位となり、母国でも注目される存在となったコンドラチュク。昨年末の同大会では合計284.37点を獲得して初優勝し、今月の欧州選手権でも合計286.56点で優勝している。
コンドラチュクは12月のロシア選手権後に、羽生と全米王者のネイサン・チェンへの思いを母国メディアに語っている。「matchtv.ru」が伝えたところによると、まずチェンについては「僕はとてもネイサン・チェンが好きです。彼のプログラムは新しくて現代的で、興味深いです。彼のステップは傑作です」と称賛。続けて羽生についてこう語っている。
「しかし、僕は子供の頃からハニュウのことが好きです、そして僕は彼をフィギュアスケートの天才だと思っています」
コンドラチュクが10歳の頃、地元ロシアで行われたソチ五輪で、羽生が金メダルを獲得している。昨年12月に全日本選手権で、羽生が4回転アクセルに挑んだことにも注目していたようで、「天才」と最大限の敬意を表した。
同国メディア「championat.com」によると、コンドラチュクは欧州選手権の優勝について「それは予想外でした。僕は単に、表彰台に上がることを希望していました。ロシア選手権の時も同じ希望を抱いていました。奇跡が起こりました! 以前より高いレベルで演技できたのは素晴らしい」と信じられない様子だったという。
ロシアの男子シングル代表は、コンドラチュクのほかにアンドレイ・モザレフ、ミハイル・コリヤダが選出されている。
(THE ANSWER編集部)