羽生結弦の4A挑戦を大国ロシアも報道 最大の関心は「北京で跳ぶか、勝ちに徹するか」
「そして今、主要なテーマが残っている」、北京五輪でもリスクを冒して跳ぶか
「騒がしくなったのはユヅがクワッドアクセル――誰も試合で決して跳んだことのないジャンプ――をフリーにエントリーした(予定構成表にクアッドアクセルが入っている)のが明らかになった時だった。競技前の練習で彼はクアッドアクセルを跳んだ」
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公式練習で4回転アクセルに挑戦し、完璧な形ではないものの、着氷させたことも紹介した。
「練習で成功しなかったが、フリーでも彼はリスクを冒した。そしてうまくいった! いささか欠点のあったのは本当だ。わずかに回転しきれず、両足で着氷してしまった。結局、ジャッジたちは彼の滑りをクリーンなものと認めなかったが、それは彼がフリーで優勝するのを邪魔しなかった」
「合計でハニュウは322.36点を獲得し(ロシア選手権の男子シングルの覇者、マルク・コンドラチュクは合計で284.37点)、6度目の全日本選手権制覇を果たし、自身3度目の五輪へ備える」
こう記した上で、大会3連覇がかかる北京五輪でどんな戦略を取るのかにも興味を示している。
「そして今、主要なテーマが残っている。ハニュウは北京のリンクでリスクを冒してクワッドアクセルを跳ぶのか、それともより慣れているエレメンツのセットとともに、とにかく五輪を勝とうと試みるのか」
さいたまの地で、フィギュア界前人未踏の4回転アクセルを試みた羽生。五輪連覇王者の影響力と価値を示すように、フィギュア大国ロシアメディアからも強い関心が寄せられている。
(THE ANSWER編集部)