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クロックスが伝統の“繋がり”をサポート 淑徳大ソフトボール部の「わたしらしさ」

米国コロラド生まれのクロックスは、丸みを帯びたかわいらしいフォルムと、軽くて快適な履き心地が人気のフットウェアだ。2002年に発売されて以来、瞬く間に世界中に広まり、キッズからシニアまで幅広い世代から支持されている。おなじみのサンダルスタイルからスニーカーやブーツまで豊富なスタイルとカラーがあり、日常のあらゆるシーンにフィットする。

ソフトボール強豪・淑徳大のメンバーがクロックスで「わたしらしさ」を表現

 米国コロラド生まれのクロックスは、丸みを帯びたかわいらしいフォルムと、軽くて快適な履き心地が人気のフットウェアだ。2002年に発売されて以来、瞬く間に世界中に広まり、キッズからシニアまで幅広い世代から支持されている。おなじみのサンダルスタイルからスニーカーやブーツまで豊富なスタイルとカラーがあり、日常のあらゆるシーンにフィットする。

 本体にある穴をジビッツ™ チャームと呼ばれるアクセサリーで飾れば、手軽に世界にひとつだけのオリジナルが作れるのもクロックスが愛される理由。日本ではこの秋から世界に続き、「そのままのわたしで」というメッセージを加えてキャンペーンをスタート。これはブランドメッセージでもある「Come As You Are™」を日本語で表したもので、「自分が一番心地よい本来の自分自身でいられるシューズ」というクロックスの世界観が込められている。

 キャンペーンでは、現代を等身大の自分で駆け抜ける素敵な4人、アーティストのきゃりーぱみゅぱみゅ、俳優の秋乃ゆに、実業家でモデルの謝村梨帆、ダンボールアーティストの島津冬樹がビデオインタビューで登場。それぞれが考える「そのままのわたし」について語っている。

 クロックスは今回、スポーツに青春を捧げているZ世代の女子アスリートの代表として、淑徳大学ソフトボール部とのコラボを実施。関東学生女子ソフトボールリーグで1部に所属する強豪チームのメンバーに、お揃いでカーキ色のクロックスをプレゼントし、種類豊富なジビッツ™ チャームを使って「そのままのわたし」を表現してもらった。

 秋季リーグを4位で終え、11月からは新チームが発足。最高学年となった3年生の加藤藍子さんは「自分の思ったこと感じたことを素直に伝えることが私らしさです」と話す。以前は周囲の声に耳を傾けすぎてしまい、ありのままの自分を出せずに悩んだことも。だが、大学生になり一層真剣にソフトボールと向き合う中で、自分らしさを強く持つ大切さに気が付いたという。

 そんな加藤さんのクロックスは、右足には自身の背番号「33」、左足にはチーム愛称「BEARS」の文字があしらわれている。アクセントになっているのは「運の良さを身につけたい」と願いを込めた四つ葉のクローバーと虹のジビッツ™ チャーム。さらには、チアリーダーが持つポンポン、翼のついたスニーカーのジビッツ™ チャームを使って、元気の良さや飛躍するイメージも加えた。履くだけで気分が上がるクロックスが出来上がり「お気に入りです!」と声を弾ませる。

 2年生の中村美瑠さんは「最後まで諦めず地道に続けること。きつい練習でも笑顔を絶やさないこと」をモットーとする部内の癒やし系。加藤さんは「彼女が努力する姿やニコニコした笑顔はチームにとって必要だなと思います」と話す。そんなポジティブな影響力を持つ中村さんの個性は、オリジナルのクロックス制作にもしっかり反映されている。

 左足を自身の名前、右足を背番号「20」で飾った中村さん。チーム愛称「BEARS」にちなみ、熊のジビッツ™ チャームもつけた。こだわりが詰まっているのは右足を彩る虹。「No Rain, No Rainbow(雨が降らなければ虹は出ない)という言葉が好きなんです」と想いを明かす。ジビッツ™ チャームをふんだんにあしらい、カラフルに仕上がった世界に一つだけのクロックスに「とても満足しています」と笑顔を浮かべる。

代々引き継がれる繋がりの強さ「あの子が頑張っているから私も頑張ろう」

 小学3年生から競技を始めた中村さんはピッチャー一筋。自分が投げる1球で試合に勝つこともあれば、負けることもある。「勝敗に一番関わるポジション。緊張感やプレッシャーもありますが、逆に楽しいと思います」と頼もしい。ソフトボールをする時間は楽しいと笑顔を絶やさないが、原動力となるのは「失敗した1球」だ。

中村「インターハイで自分がホームランを打たれて負けてしまったんです。悔しい1球、泣いた1球を忘れないからこそ、今も練習の中で1球を大事に取り組めています」

 試合ではバックを守るチームメートの存在も大きい。三塁を守る加藤さんは、高校で遊撃手からコンバート。当初は打球の速さに戸惑ったこともあったというが、今でも「サードが自分のポジションです」と胸を張る。

 ソフトボールとは小学1年生からの長い付き合い。「加藤さんの三塁は安心感があります。新チームでは先頭を切ってみんなを引っ張ってくれる存在。その姿は本当にかっこいいですし、ついていこうと思わせてくれます」と、中村さんをはじめ後輩たちから慕われている。

 そんな加藤さんがソフトボールを向き合う時、大切にしているのが「感情」だという。「監督やコーチ、後輩たちとコミュニケーションを取る時に、言葉に感情が乗っていないと伝わらないと感じています」。うわべだけではない、心を込めたプレーや付き合いが強いチームを作っていく。

 新チームが掲げた目標は、もちろん日本一。そのためにも淑徳大ソフトボール部の伝統を守っていきたいと話す。

加藤「先輩と後輩、同期同士の繋がりがすごく強いチーム。『あの子が頑張っているから私も頑張ろう』と引き上げ合える。そういう繋がりの強さを大事にしていきたいと思います」

中村「思ったことを言い合えたり、誰とでもコミュニケーションを取れたりすることは、プレーに良い影響を与えると思うので、これからも大事にしていきたいです」

 新チーム全員で作ったオリジナルのクロックス。ジビッツ™ チャームで個性の違いが表現されていても、そのベースとなるのはお揃いのカーキ色だ。「遠征の時にみんなで揃えて履きたいです」と加藤さん。クロックスが新チームの絆をさらに深める一つのツールとなりそうだ。

(THE ANSWER編集部)