羽生結弦の4A挑戦、海外メディアは「真の奇跡へのステップ」と称賛「12月26日を刻め」
フィギュアスケートの北京五輪代表最終選考会を兼ねた全日本選手権は26日、さいたまスーパーアリーナで男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)首位の羽生結弦(ANA)が合計322.36点で優勝。3大会連続の五輪出場を当確させた。史上初の大技・4回転アクセル(4回転半)は両足着氷となったが、イタリアメディアは「12月26日という日を刻め」「これは真の奇跡への重要なステップ」と報じている。
全日本選手権で優勝した羽生、北京五輪代表に決定
フィギュアスケートの北京五輪代表最終選考会を兼ねた全日本選手権は26日、さいたまスーパーアリーナで男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)首位の羽生結弦(ANA)が合計322.36点で優勝。3大会連続の五輪出場を当確させた。史上初の大技・4回転アクセル(4回転半)は両足着氷となったが、イタリアメディアは「12月26日という日を刻め」「これは真の奇跡への重要なステップ」と報じている。
プログラム「天と地と」の冒頭で、史上初の大技・4回転アクセルに挑んだ羽生。公式戦初トライは高い跳躍を見せるも両足着氷となったが、大きな一歩となった。
これに反応したのはイタリアのスポーツ専門メディア「OAスポルト」。羽生の全日本選手権優勝を伝える記事では「2021日12月26日というこの日を刻まなければいけない。ユヅル・ハニュウが埼玉で行われた全日本選手権のフリーで、4回転アクセルという不可能なエレメントに初挑戦したこの日を。回転が不十分だったが、両足で着氷した」と報じている。
フィギュア史上誰も成功させていない4Aへの挑戦について、記事では「これは歴史上、永遠に記される前人未到の偉業。真の奇跡に向けた最初で、重要なステップなのだ」と称賛している。
(THE ANSWER編集部)