樋口新葉の演技に「泣いていい?」 涙の2位を海外称賛「見る時はティッシュ箱を用意」
フィギュアスケートの全日本選手権は25日、さいたまスーパーアリーナで女子フリーが行われ、樋口新葉(明大/ノエビア)が147.12点をマーク。合計221.78点で2位に入り、北京五輪代表に大きく前進した。演技後は喜びを爆発させ、キス・アンド・クライでは号泣。海外識者からも「泣いてもいい?」「ティッシュ箱を用意した方がよさそうだ」と感動の声があがっている。
全日本選手権で2位、北京五輪代表に大きく前進
フィギュアスケートの全日本選手権は25日、さいたまスーパーアリーナで女子フリーが行われ、樋口新葉(明大/ノエビア)が147.12点をマーク。合計221.78点で2位に入り、北京五輪代表に大きく前進した。演技後は喜びを爆発させ、キス・アンド・クライでは号泣。海外識者からも「泣いてもいい?」「ティッシュ箱を用意した方がよさそうだ」と感動の声があがっている。
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感情を抑えきれなかった。樋口はティアラにオレンジの衣装で、「ライオンキング」のテーマに乗って観客を魅了した。冒頭の3回転アクセルは、バランスを崩しながらも何とか着氷。躍動感たっぷりに演じ切り、フィニッシュ後はガッツポーズを作り、「やったー!」と歓喜を爆発。得点を確認すると、溢れる涙を堪えることができなかった。
2017年の全日本選手権は4位。平昌五輪は代表入りを逃した。あれから4年、非公認記録ではあるが、フリー、合計ともに自己ベストを更新して見せた。苦しい時期も経験した樋口の演技に、海外からも称賛が寄せられている。
米国の名物記者ジャッキー・ウォン氏は、「オーマイガー、泣いてもいい?」とツイッターで反応。「ワカバ・ヒグチにとって長い道のりだった。沢山のハードワークと決意、才能の結晶。何度も自信を持たないと成し得ないことだった」と称えていた。
またアイスダンス元英国代表のマーク・ヘンレッティー氏は「ヘンレッティー家では今日は家族サービスの日だったのでワカバの演技と結果はチラッとしか見ていないけど、彼女の滑りを見るときはティッシュ箱を用意した方が良さそうだね」とツイート。フィギュア専門メディア「ゴールデンスケート」公式ツイッターは「真のライオンによる叫び! 日本選手権演技後のワカバ・ヒグチ」とフィニッシュ後に喜ぶ樋口の映像を公開していた。
(THE ANSWER編集部)