井上尚弥の怒りを買ったカシメロ 比メディア指摘「この調子では夢の井上戦叶わない」
ボクシングのWBAスーパー&IBF王者の井上尚弥(大橋)がツイッターを更新し、WBOが世界バンタム級王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)が王座を保持すると発表したことについて怒りを露わにした。これにカシメロの母国、フィリピンメディアも注目。「イノウエはカシメロ戦への興味を失っている」と報じた。
カシメロがWBO王座保持、井上の「興味なくなった」ツイートに比メディア注目
ボクシングのWBAスーパー&IBF王者の井上尚弥(大橋)がツイッターを更新し、WBOが世界バンタム級王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)が王座を保持すると発表したことについて怒りを露わにした。これにカシメロの母国、フィリピンメディアも注目。「イノウエはカシメロ戦への興味を失っている」と報じた。
カシメロは11日にUAE・ドバイで防衛戦が予定されていたが体調不良を理由に前日計量にをドタキャン。試合は中止になった。その後、ウイルス性胃炎で入院したとの診断書を提出。これが正当なものと認められ、WBOはカシメロの王座保持を発表していた。
これに井上が反応した。自身のツイッターで「こんな事があっていいのか??? 何が理由であれ決められた計量当日に秤に乗れなければアウトだと思うのだが。。一気にコイツへの興味がなくなった。減量苦で胃腸炎て…ダセェ奴だ」と苦言。4団体統一を目指してきたが、WBOのベルトを持つカシメロに対して興味を失ったことを明かした。
フィリピン放送局「ABS-CBN」は「イノウエはカシメロ戦への興味を失っている」との見出しで記事を掲載し、井上のツイートを紹介。その上で「この調子だと、ジョンリエル・カシメロは彼の夢であるナオヤ・イノウエとの統一戦の実現は叶わないものになるだろう」と指摘した。
「WBOバンタム級王者が体調不良の為に統一戦に出られなくなったことへ強打の日本人は疑念を抱いているからだ」と報じた。カシメロサイドは診断書を提出しているが、記事では「それでもイノウエは懐疑的だったようだ」と言及した。
(THE ANSWER編集部)