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羽生結弦、94年ぶり五輪3連覇に早くも海外メディア期待「史上3人目になることできる」

フィギュアスケートの全日本選手権(さいたまスーパーアリーナ)は24日、男子ショートプログラム(SP)が行われ、今季初戦となった羽生結弦(ANA)は111.31点で首位発進した。右足首の故障から復活した五輪連覇王者に、仏紙は「グラフストロームとへニーに続き、史上3人目のスケーターになれる」と紹介。男子94年ぶりとなる五輪3連覇の行方に注目している。

全日本選手権男子SP、252日ぶり公式戦で首位発進を決めた羽生結弦【写真:Getty Images】
全日本選手権男子SP、252日ぶり公式戦で首位発進を決めた羽生結弦【写真:Getty Images】

男子ではグラフストローム、女子ではヘニーが達成している五輪3連覇へ

 フィギュアスケートの全日本選手権(さいたまスーパーアリーナ)は24日、男子ショートプログラム(SP)が行われ、今季初戦となった羽生結弦(ANA)は111.31点で首位発進した。右足首の故障から復活した五輪連覇王者に、仏紙は「グラフストロームとへニーに続き、史上3人目のスケーターになれる」と紹介。男子94年ぶりとなる五輪3連覇の行方に注目している。

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 8か月ぶりの公式戦復帰で復活を印象付けた羽生。仏メディアも北京五輪目前での五輪2大会連覇王者の復調ぶりに注目した。「ユヅル・ハニュウが日本選手権でのSPで輝きを放つ」と見出しで特集したのは、地元紙「レキップ」だった。

「序奏とロンド・カプリチオーソ」の美しい調べとともに完璧なパフォーマンスを見せた後の羽生の表情に脚光。「SPを終えると、復活を印象付けるかのように握り締めた拳を誇示し、胸を張った。五輪連覇王者のユヅル・ハニュウはさいたまスーパーアリーナで行われた金曜日の日本選手権のSPで輝いた」と絶賛した。

 そして、足首の怪我を乗り越えたキングに対し、「北京で彼はスウェーデンのギリス・グラフストロームとノルウェーのソニア・へニーに続き、五輪で3連覇を飾ることで史上3人目のスケーターになることができる」と予想した。

 男子シングルのグラフストロームは20年アントワープ大会、24年シャモニー大会、28年サンモリッツ大会で五輪3連覇を成し遂げたレジェンド。一方、グラフストロームに師事した女子シングルのへニーはサンモリッツ大会、32年レークブラシッド大会、36年ガルミッシュ・バルテンキルヘン大会で五輪3連覇を果たしている。

 冬季五輪の偉人コンビに肩を並べることが期待される羽生の大一番での強さにも注目。記事では「2018年にハニュウは右足首故障という同様の状況で大会に備えた。全日本選手権を辞退した後、栄光に輝いた平昌五輪で彼は復活を果たしていた」と振り返っている。

(THE ANSWER編集部)


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