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クロックスで描く「わたしらしさ」 山梨学院大ホッケー女子が作ったオンリーワン

 コロンとした丸くかわいらしいフォルムと、軽くて快適な履き心地で人気のクロックス。米国コロラド生まれのフットウェアは、おなじみのサンダルスタイルからスニーカー、ブーツまで豊富なスタイルとカラーを誇る。本体にある穴を“ジビッツ™チャーム”と呼ばれるアクセサリーで飾れば、世界にひとつだけのオリジナルが作れてしまう。

関東学生リーグで284連勝中、無敵の強豪チームがクロックスで個性を表現

 コロンとした丸くかわいらしいフォルムと、軽くて快適な履き心地で人気のクロックス。米国コロラド生まれのフットウェアは、おなじみのサンダルスタイルからスニーカー、ブーツまで豊富なスタイルとカラーを誇る。本体にある穴を“ジビッツ™チャーム”と呼ばれるアクセサリーで飾れば、世界にひとつだけのオリジナルが作れてしまう。

 子供から大人まで幅広い世代に愛されるクロックスは、世界に続いて日本でもこの秋から「そのままのわたしで」というメッセージを加えキャンペーンをスタート。ブランドメッセージでもある「Come As You Are™」を日本語で表したもので、「自分が一番心地よい本来の自分自身でいられるシューズ」というクロックスの世界観が込められている。

 キャンペーンでは、現代を等身大の自分で駆け抜ける素敵な4人、アーティストのきゃりーぱみゅぱみゅ、俳優の秋乃ゆに、実業家でモデルの謝村梨帆、ダンボールアーティストの島津冬樹がビデオインタビューで登場。それぞれが考える「そのままのわたし」について語っている。

 そんなクロックスが今回、関東学生リーグで284連勝中という唯一無二の記録を更新中の山梨学院大学ホッケー部女子とコラボ。2021年秋季リーグでは54季連続54度目の優勝を飾った強豪メンバーに、種類豊富なジビッツ™チャームを使って「そのままのわたし」を表現しながら、オリジナルのクロックスを作ってもらった。

 ブルーの本体にクロックスをかたどったジビッツ™チャームで飾り付けをしたのは、3年生の大塚美季さん。「普段から足元には気を配っています。スニーカーが好きなので、ジビッツにも足元系を入れてみました」と話す。右足にはジュニアユース日本代表、ユース日本代表に選ばれた時の背番号で「縁を感じたので大事にしています」という「8」のジビッツ™チャームをつけた。「いい感じになりました。お気に入りです!」とにこやかな笑顔を見せる。

 真っ白なクロックスを数々のジビッツ™チャームで彩ったのは、同じく3年生の沼田明日美さんだ。「何でも全力で取り組むのが自分の個性。笑顔でいることが私らしさです」という通り、賑やかな仕上がりとなった。好きなグリーンが入った「YEET(やった!)」「SWAG(ヤバッ)」のスラングと、今年の背番号「13」のほか、誕生日やイニシャルで飾り付け。「来年になったら新しい背番号を入れたいと思います!」と声を弾ませる。

 オリジナルを作る過程では「ジビッツの種類がたくさんあったので、どれにしようか悩みましたけど、それも含めて楽しかったです」と大塚さん。沼田さんは「早速みんな寮でスリッパ代わりに履いています。食堂で一緒にご飯を食べる時、それぞれのクロックスから個性が見えてとてもいいと思います」とチームみんなでオンリーワンのクロックスを楽しんでいる様子を教えてくれた。

ホッケーをプレーしている時間は「そのままのわたし」でいられる時間

 大学生ながら競技歴が10年を超えるベテランの2人にとって、ホッケーと「そのままのわたし」は切っても切れない関係にあるようだ。

大塚「ホッケーをしている時間は自分と向き合える時間。技術はもちろん、チームでの自分の立場や在り方などについても考えるきっかけをもらっています。辛いこと、キツイことも多いけど、その分、勝った時やいいプレーができた時はすごくうれしいですね」

沼田「両親も兄妹も家族全員がホッケーをしていて小学3年からの付き合い。でも、大学入学前に怪我をして2年間ホッケーができず、改めて私にとって生きがいに近いものだと気付きました。ホッケーのない自分は想像できません。怪我の影響で今でも制限される部分はありますが、それも私の個性。将来は怪我に悩む選手をサポートするトレーナーになりたいと思って、学生トレーナーも兼任しています」

 新チームが発足し、最上級生となった2人。2022年は最上級生として、チームを関東学生リーグ300連勝という金字塔へと繋ぐ重要な役目が待っている。試合ではどんなプレーで自分らしさを見せてくれるのだろう。

大塚「私は真ん中に位置するセンターハーフなので、攻撃でも守備でも核にならなければいけないポジション。攻撃ではパスを散らしたり、守備では相手の攻撃を遅らせたりすることを意識しています。その中でも遊び心も忘れずに、ちょっと意外なプレーで相手に『え?』と思わせるプレーをしたいですね。ハマったら絶対に気持ちいいと思います!」

沼田「高校ではミッドフィルダーをしていましたが、怪我のリハビリで過ごした2年間で体が強くなり、今はディフェンダーをやっています。監督から攻撃的なディフェンダーで使いたいと言っていただきました。自分の持ち味は攻撃でも守備でも積極的に走って、どんなボールでも体を張って止めるところです」

「そのままのわたし」らしくプレーすること。それがチームを大記録へと繋ぐ一番の近道なのかもしれない。

(THE ANSWER編集部)