ハンドボールの24年開幕プロリーグ構想発表 リーグが収益一括管理「世界最高峰目指す」
川淵三郎氏もエール「メジャースポーツになる日を楽しみに」
構想発表後のトークセッションでは、東京オリンピック日本男子代表主将の土井レミイ杏利、女子代表主将の原希美が出席。「TikTok(ティックトック)」で240万人以上のフォロワーを持ち、プロのフランスリーグを経験している土井は「僕を見てハンドボールを始めた子供たちも多くいると聞いていますし、その子たちが将来、『ハンドボールをしてきて良かった』と心の底から思える環境を作っていきたい。リスクもあると思いますが、期待しています」とコメントした。
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原はデンマークで開催された世界選手権で、超満員の中でプレーしたことを「あの声援で起きる地響きが忘れられない」と言うと、土井は「フランスで毎週経験していました。そうした凄さを越えたい。信じられないことこそ、信じることから始めていきたい」と言葉に力を込めた。
リーグ構想の中心で動く葦原代表理事は、これまでにプロ野球のオリックスとDeNAで事業戦略立案などを担当し、男子バスケットボールのBリーグ発足にも携わっている。その実績も踏まえ、この日は、JリーグとBリーグの創設に尽力した川淵三郎氏が映像で登場。「(ハンドボールが)野球、サッカー、バスケットボールに続いて第4番目のメジャースポーツになる日を楽しみにしています」とエールを送った。
(THE ANSWER編集部)