次戦対戦のマレーが錦織を警戒「スタンにあんなスコアで勝つとは」
世界ランキング5位の錦織圭(日清食品)が14日、ATPツアー・ファイナル1次リーグ初戦で同3位で今年の全米オープン王者のスタン・ワウリンカ(スイス)を6-2、6-3で下した。
マレー&錦織が16日に激突へ
世界ランキング5位の錦織圭(日清食品)が14日、ATPツアー・ファイナル1次リーグ初戦で同3位で今年の全米オープン王者のスタン・ワウリンカ(スイス)を6-2、6-3で下した。これに対し、次戦(16日)で対戦する世界1位のアンディ・マレー(英国)が警戒心を募らせている。英衛星放送「スカイ・スポーツ」電子版が伝えている。
錦織はこの日、全米オープン準決勝で敗れたワウリンカに対して主導権を握り、ストレートで勝利した。一方、マレーも初戦の世界ランク7位、マリン・チリッチ(クロアチア)に対して6-3、6-2と勝利。ともに白星のまま第2戦を迎えることになった。
「スカイ・スポーツ」によると、マレーは試合後、錦織について「試合は見ていないけれど、彼は間違いなくとてもいい試合をしたはずだ。スタンのような選手相手にあんなスコアで勝つということは、スタンにはケイのサービスで本当にチャンスがなかったんだと思う」と語り、警戒心をのぞかせたという。
マレーは9月の全米オープン準々決勝でフルセットの死闘の末、錦織に敗北。だが、今大会を前にキャリア初の世界ランク1位に浮上した。