ボクシング尾川堅一、世界的大手の興行会社と複数試合契約 激戦階級でビッグマッチも
ボクシングのIBF世界スーパーフェザー級王者・尾川堅一(帝拳)が、英興行大手「マッチルーム」と複数試合契約をした。同社が正式発表。日本人世界王者としてはWBA世界ライトフライ級スーパー王者・京口紘人(ワタナベ)以来2人目となる。
英大手マッチルーム社が正式発表
ボクシングのIBF世界スーパーフェザー級王者・尾川堅一(帝拳)が、英興行大手「マッチルーム」と複数試合契約をした。同社が正式発表。日本人世界王者としてはWBA世界ライトフライ級スーパー王者・京口紘人(ワタナベ)以来2人目となる。
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尾川は11月27日(日本時間28日)に米ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで行われた同級王座決定戦で、アジンガ・フジレ(南アフリカ)からダウン3度を奪う3-0の判定勝ち。世界的大物プロモーターのエディー・ハーン氏が代表を務めるマッチルーム社との契約となった。同社公式ツイッターは、こうつづっている。
「ケンイチ・オガワ、マッチルームへようこそ! IBF世界スーパーフェザー級新王者が帝拳プロモーションズとの共同の複数試合契約にサインしました」
スーパーフェザー級はタレント揃いの激戦階級だ。他団体にはWBA王者ロジャー・グティエレス(ベネズエラ)、WBC王者オスカル・バルデス(メキシコ)、WBO王者シャクール・スティーブンソン(米国)が君臨し、世界王者以外にも多くの強敵が存在。尾川は元世界3団体ヘビー級王者アンソニー・ジョシュア(英国)などスーパースターが多く在籍する大手プロモート会社と契約を結んだことにより、今後のビッグマッチ実現も期待される。
契約を発表した同社公式ツイッターには、海外ファンは「これが来ると思ってた。彼は勝ち取ったね」「シャクール・スティーブンソンとの統一戦をやるべき」など早くも熱を帯びている。
(THE ANSWER編集部)