女子ゴルフ最終QT、首位発進はハワイ育ちの26歳 エイミー・コガ「平和に終わった」
女子ゴルフの最終予選会(QT)が30日、静岡・葛城GC(6412ヤード、パー72)で開幕した。上位40人前後が来季レギュラーツアー前半戦の出場権を得られる4日間の熱戦。米ハワイ育ちのエイミー・コガ(フリー)が6バーディー、ボギーなしの66で回り、単独首位発進した。1打差の2位に高久みなみ、フェービー・ヤオ、石井理緒がつけた。
女子ゴルフ最終予選会が開幕
女子ゴルフの最終予選会(QT)が30日、静岡・葛城GC(6412ヤード、パー72)で開幕した。上位40人前後が来季レギュラーツアー前半戦の出場権を得られる4日間の熱戦。米ハワイ育ちのエイミー・コガ(フリー)が6バーディー、ボギーなしの66で回り、単独首位発進した。1打差の2位に高久みなみ、フェービー・ヤオ、石井理緒がつけた。
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ハワイ育ちの26歳が首位発進した。8、9番の連続バーディーなど、6つ伸ばす好プレー。11番パー4では残り146ヤードの第2打を2メートル半に乗せてバーディーを奪った。「平和に終わりました。グリーンは1回しか外さず、それもナイスパー。ストレスなく回れた。いつもはハプニングが多い。ティーショットで悩んでいたけど試合出られない中、練習していた。フェアウェーが広くてよかった」と振り返った。
長崎・佐世保市生まれの26歳。ツアー参戦前は名門のワシントン大に通っていた。日本のレギュラーツアーに本格参戦した2018年にプロテスト合格。19年は賞金ランク41位で初めてシード権を獲得した。176センチの長身から繰り出すダイナミックなスイングが武器。QTの空気について「最初は緊張した。4日間長いし、普通の試合よりもシード選手がいないからポジティブに考えると楽。自分のゴルフをすればそれがいいかな」と明かした。
20-21年シーズンは45試合に出場したが、8連続を含む29度の予選落ち。コロナ禍の影響で昨年の開幕戦から2か月試合がなかったこともあり「とんでもないゴルフをずっとやって2020年は最悪。オフに頑張ったけど、少し調子が戻っても違ったり」と苦しんだ。ツアー初優勝も期待されたが、賞金ランク95位でシード落ち。QTに懸けている。
来季前半戦出場に向けて絶好のスタートだが「(12月1日は)とんでもない天気らしい。風が強いらしい。今日と違うゴルフ、違うコースになる。我慢大会になりそう。貯金を作れたので、使わないようにしたい」と先を見据えた。
(THE ANSWER編集部)