初V三ヶ島かな、自分へのご褒美はロレックスの高級腕時計「500~600万円くらいです」
若手の台頭に「『もう、ダメなのかな』と思った時もありましたが…」
10歳からゴルフを始め、2015年に初めて受けたプロテストは不合格。20歳前後で勝利を重ねるエリートたちとは違い、コツコツと成績を上げてきた。優勝争いは過去5度あるが、2019年10月の富士通レディースでアマチュアだった古江に敗れ、2位に終わった際は「私は何をやっているのか」と落ち込んだという。
その古江にもリベンジを果たし、18番グリーンを降りると、父・直さんの姿が目に入った。「来ると聞いていなかったのですが、途中に似ている人がいるな~とは思っていました。前は(キャディーとして)バッグを担いでくれていたのですが、こうして目の前で優勝できて良かったです」
そして、女子ゴルフ界も現状も踏まえ、「若い子たちがすごくて、『もう、ダメなのかな』と思った時もありましたが、優勝者が集まるこの大会で勝てたことがうれしいですし、若い子たちに『勢いだけでは勝てない』と示せたかなと思います」と胸を張った。
ツアー初優勝がメジャー大会になったことで、3年シードも手にした。本人は「それを使わないにこしたことはないですね」と言いながら、「体の休め方を覚える3年間にできたらと思います」と、ビジョンも口にした。
(THE ANSWER編集部)