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涙の稲見萌寧、共に戦った奥嶋コーチが労い「調子に乗らなければもっといい選手に」

女子ゴルフの今季最終戦、国内メジャー・JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ(宮崎CC、6543ヤード、パー72)は28日、最終ラウンド(R)が行われ、三ヶ島かな(ランテック)がツアー初優勝した。また、2020年との統合シーズンで行われた今季全日程が終了。最終戦を賞金ランク1位で迎えた稲見萌寧(都築電気)と同2位で迎えた古江彩佳(富士通)の一騎打ちとなった賞金女王は、稲見が初めて獲得した。

稲見萌寧【写真:Getty Images】
稲見萌寧【写真:Getty Images】

2020-21年国内女子ゴルフツアー終了

 女子ゴルフの今季最終戦、国内メジャー・JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ(宮崎CC、6543ヤード、パー72)は28日、最終ラウンド(R)が行われ、三ヶ島かな(ランテック)がツアー初優勝した。また、2020年との統合シーズンで行われた今季全日程が終了。最終戦を賞金ランク1位で迎えた稲見萌寧(都築電気)と同2位で迎えた古江彩佳(富士通)の一騎打ちとなった賞金女王は、稲見が初めて獲得した。

 賞金女王を獲得した稲見をコーチが労った。「決まった瞬間に『おめでとう』と言いました」と奥嶋誠昭コーチ。涙を流した稲見は「泣くつもりはなかったけど、(奥嶋)コーチに泣かれたら堪えられなかった」と明かしていた。

 奥嶋コーチも「2年間、長かったので、私も疲れました。この1年で、パターが入るようになったのが(賞金女王の)要因です」と語った。技術もさることながら、稲見の精神力を感じさせたシーズンだった。しかし「本当は気持ちが弱いのに、目標があると深く落ち込まず、戻って来られる。本人は言わないけど、今回も賞金女王が取りたかったんだと思います」と分析した。

 その上で「このまま調子に乗らず、永久シード(30勝)を目指していけば、もっといい選手になると思います」と今後にも期待した。

(THE ANSWER編集部)

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