大坂なおみ、笑撃の「史上最悪スピーチ」に海外ファン喝采「逆でしょ、史上最高!」
まさかの自問自答「何か忘れてないかしら…私は何かを忘れてないかしら…」
自身の陣営、家族に感謝の言葉を述べた大坂は、完全に軌道に乗ったかに見えたが、「何か忘れてないかしら……」と自問自答し、「スポンサーにも感謝しないと!」。「アディダス、日清食品、WOWOW、あとは……ヨネックス!」とノルマクリアに両手の親指を思わず挙げると、観衆もほほ笑んだ。「何か忘れてないかしら……私は何かを忘れてないかしら……ボールキッズ! ボールキッズはスーパーに最高だったわ」と大会を支えた少年少女に感謝すると、再び拍手喝采が巻き起こった。
そして、クライマックスに全米で絶大な人気を博すナオミ語録が飛び出した。「これは、おそらく史上最悪の受賞スピーチになりそうです」――。満面の笑みで自虐発言を繰り出すと、スタンドもこの日一番の大爆笑に包まれた。
「この試合に来ていただいた皆さんに感謝したいです。本当にありがとうございました」と感謝の拍手を送ると、ナオミ節を堪能した観客もスタンディングオベーションで称え、「これで終わりだと思います。ありがとうございました」と締めくくった。
ひたすら合間に笑い続け、最後まで天然ぶりを貫いた130秒の大坂のスピーチを、WTA公式ツイッターも動画で一部始終を紹介。そして、「これはおそらく史上最悪の受賞スピーチになりそうです――BNPパリバ・オープンの王者ナオミ・オオサカ、我々は異議を唱えますよ!」と“最悪にあらず”とフォローしていた。
抱腹絶倒のスピーチを目の当たりにしたテニスファンから返信欄で、称賛の声が集まっていた。