実写版「巨人の星」!? “リアル大リーグボール”の珍事が話題「星飛雄馬かっ!」
米大リーグで避けたバットにすっぽ抜けたボールが当たり、内野ゴロに倒れる珍事が発生。人気漫画「巨人の星」の主人公・星飛雄馬の「大リーグボール1号」のような“魔球”で生まれた悲劇の瞬間を、MLB公式ツイッターが動画付きで紹介すると「これはクレイジー…」「これだから野球が好きなんだ」などと米ファンは騒然となっている。
避けたバットに…大リーグで生まれた悲劇に米騒然「これはクレイジー…」
米大リーグで避けたバットにすっぽ抜けたボールが当たり、内野ゴロに倒れる珍事が発生。人気漫画「巨人の星」の主人公・星飛雄馬の「大リーグボール1号」のような“魔球”で生まれた悲劇の瞬間を、MLB公式ツイッターが動画付きで紹介すると「これはクレイジー…」「これだから野球が好きなんだ」などと米ファンは騒然となっている。
まさかの珍事で、悲劇の主人公となってしまったのは、アスレチックスのアンソニー・ガルシアだった。
17日(日本時間18日)に行われたジャイアンツ戦。7-3とリードして迎えた6回無死一塁だった。ジャイアンツのフリアン・フェルナンデスが投じたのは変化球。しかし、右腕から放たれた1球は完全にすっぽ抜けてしまった。右打席のガルシアは危険を察知して瞬時に反応。胸を押し出すようにして避け、背中を通そうとした次の瞬間だった。
「コンッ」――。きっちりと避けたはずの背後で、音が響いた。何事かわからず、当たりを見回すガルシア。すると、あろうことか三塁線方向に白球が転がっていたのだ。事態をのみ込んだガルシア。すかさずバットを置いて走り出したが、もう三塁手が捕球しようかというところ。懸命に走ったが、あえなく悠々アウトになってしまった。
結果的に“バント”のような進塁打になったが、打席を損してしまったガルシアはがっくりとうつむき、苦笑いを浮かべた。判定に死球の危機が一転、アウトを稼いだフェルナンデスも苦笑いだった。